=====スポイラーアラート=====
5月末から6話に渡って放送された「オビ=ワン・ケノービ」
🄫Disney
STAR WARSスピンオフの、「ボバ・フェット」に次ぐ実写ドラマで、時代はエピソード4「新たなる希望」の9年前に当たる。
大体STAR WARS宇宙の一年はどの星を基準にしてるのだろう?と思う事はよくあるが、「銀河標準時間」なんて言う概念もあり、エピソード4での「ヤビンの戦い」が「紀元0年」として基準となっている。
これより前はBBY(Before Battle of Yavin)で後はABY(After Battle of Yavin)となる。
つまりこの作品は9BBYの世界。
エピソード3「シスの復習」から10年後で、自分の弟子、アナキンがダークサイドに堕ちてしまったオビ=ワンは、タトウィーンでルークを見守りつつ後悔の日々を過ごしている。
ルークの成長が見られるのかと思いきや、事件はオルデラーンのレイアが誘拐されたことから始まり、最初は正にレイアのストーリー。
10歳にして鼻っ柱の強いレイアの性格が既に出ていて、ヴィヴィアン・ライラ・ブレアは良い配役。
レイアの誘拐で出てくるカメオが、「レッド・ホット・チリペッパー」のフリー。
これも宇宙にいそうなワル。
レイアを救出するために、オビ=ワンは再びライトセーバーを手にし、タトウィーンを離れる。
ダースベイダーがジェダイ狩りの為に使ったインクイジター(尋問官)は、この少し後の世界を描いたアニメシリーズ「反乱者たち」でも登場するのだが、そこには居ない「サード・シスター(リーヴァ)」と言うキャラが登場した。
レイアの誘拐は、実はオビ=ワンをおびき寄せるための囮だったのだが、この時にアナキンがまだ生きていると言う事実を知る。
そしてアナキン=ダースベイダーとの戦いになるのだが、フォースの衰えたオビ=ワンは歯が立たない。
ジェダイと共和国を指示する人たちから助けられるが、彼らの命も危なくなると、オビ=ワンは再びダースベイダーとの一騎打ちに出て、見事に勝利する。
しかしベイダーはエピソード4で出てくる為に、死にはしない。
実はリーヴァはオーダー66を逃げ切ったジェダイのヤングリングで、ダースベイダーへ復習するために近付いたのだが、返り討ちにされ、次はオビ=ワンへの敵対心からタトウィーンのルークを殺害しようとする。
しかし最後は改心する。
オビ=ワンは再びタトウィーンで、遠くからルークを見守る役目に戻って終わる。
6話に分けられたドラマだったが、1本の映画の様に出来ていて、オビ=ワンの心の葛藤やアナキンとの関係をより深く描いていた。
オビ=ワン役のユアン・マクレガーは、99年のエピソード1「ファントム・メナス」から23年経ち、成熟した俳優になった。
ダースベイダー役でヘイデン・クリステンセンも復活したが、仮面の衣装では顔が見えない上、アクションシーンはスタントダブル。
最初はあまり存在感が感じられなかったのだが、2002年のエピソード2「クローンの攻撃」のフラッシュバックのシーンが出てきた。
CGで若返っているにせよ、アナキンとオビ=ワンの子弟の時代が描かれたことは良かった。
そして最後にはクワイ=ガン・ジン役のリアム・ニーソンが、まさに23年振りに登場したのは嬉しかった。
オルデラーンのシーンではR2-D2やC-3POもチラッと登場。
ちゃんと基本は押さえていた。
そしてこのドラマシリーズでは、ジョン・ウィリアムスが音楽を担当。
STAR WARSと言う世界観の中にはやはり一番合う。
このシリーズでは怪獣は出てこない。
しかしオビ=ワン対ダースベーダーの戦いが見れたと言うだけで満足。
台詞も、過去のエピソードと繋がる物が多く、一々感動した。
さらに執拗にオビ=ワンを追おうとするベイダーは、エンペラーに諭されて、心の葛藤を打ち切る。
エピソード4のしばらく前から、二人は対面していない事になっているので、今後シーズン2があっても、ダースベイダーは出てこないかも知れない。
しかしリーヴァのその後や、オビ=ワンとルークの関係を掘り下げた次のシーズンは期待出来る。
まだDisneyはシーズン2の製作を発表していないが、過去の視聴者記録を塗り替えたドル箱をこのままお終いにする事はないだろう。
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2022年07月05日
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