またエキストラに行ってきた。
・新!ハリウッドスターへの道(1):H50のエキストラ
・新!ハリウッドスターへの道(2):もうギャラが出た!( ゚Д゚)早っ!
・新!ハリウッドスターへの道(3):今回はデビューならず・・・(T_T)
前回の「Hawaii Five-0」のエキストラから1年半。
「MAGNUM P.I.」のエキストラには特にレジスターしていなかったのだが、今年になって「NCIS:Hawai'i」が始まると言う事で、また事務所に登録をした。
実はフェイスブックにこの事務所のページがあって、いつもエキストラの募集をしている。
これはほとんどが「その他大勢」の緊急募集で、アジア系とか、40〜50代の男性とか、時々条件に合う物もあるのだが、せっかくレジストしたのだから、前回同様に良い役が来たら良いなと思っていた。
先月は「ハワ恋」にも出たし、その効果でYouTubeもブログも高評価されているので、また出たいなぁと思っていたところ、突然テキストメッセージが来た。
先週の土曜日の午後、堀米優斗のスケボー観てたら、7月26日(月曜)に「MAGNUM P.I.」で「死んだヤクザ」に興味ない?と言うメッセージ。
またヤクザか!と思ったし、死んでる役なら顔なんか映らないなとも思ったけど、実は拳銃で撃たれて死ぬ役がやってみたかったので、殺されるシーンもちょっと期待して、すぐにOKすると、土曜か日曜にPCR検査に行って欲しいとの事。
と言う事で、日曜にアラモアナセンターに、初めてのPCR検査に行ってきた。
場所はロバーツ・ハワイのカスタマーセンターで、今は使ってないからCOVID検査場になっていた。
並ぶかと思ったら他に誰もいなくて、名前を言って「マグナムの撮影です」と言うと、奥に進んで、説明を受けながら早速自分で鼻の穴に検査棒を突っ込みグリグリ。
私がやっている間に後から2人入ってきたが、やはり撮影の仕事の為と言っていた。
お金を払う訳でもなく、結果を聞くでも無く、それでお終い。
そして、前回同様に夕方メールが来て、リンク先に私の名前があった。
「死んだヤクザ」と言われたが、「ポーカー・プレーヤー」となっている。
そして、前回と違うのは、コロナ対策で色々ルールが違っていて、当日の朝にも現場の全員の健康チェックの自己申告を義務づけていて、それをCRコードで管理している。
また、衣装も自分で持ってきて欲しいとあり、上着の別オプションも持ってきてくれと書いてある。
その他、靴は勿論、ゴールドとかのアクセサリーもあったら持参せよとある。
メイクも基本はしないから、髪は自分で整えて来て欲しいとか、なんだか面倒なうえにちょっと盛り上がらない。
ピンストライプと黒のシャツを用意して、やはりピンストライプのパンツを出してきたが、お腹がきつ過ぎ・・・(^_^;)
集合が朝7時なので久しぶりの5時起きだが、場所はカカアコのポイントパニック。
ダックツアーのヤードのすぐそばで、なんだかこの辺りは早朝に来る事が多い。
前回は到着したらケータリングで朝食があったので、今回もあると思って、出掛けはパパイヤ半分食べただけだったが、実はコロナ対策でバフェが出来ないので、フードトラックで一々注文する形に変わっていた。
それより、到着するとチェックインの後、すぐに衣装に連れて行かれた。
そして、「これ着てください」と、金と黒の派手なシャツを渡された。
パンツにジャケット、ブレスレッドも渡されて、結局自前の衣装は使うことなかった。
着替えると、今度はメイクのトレーラー。
やっぱりメイクするんじゃん。
メイクを担当してくれたのは、メロディーと言う女の子で、日本人とのハーフだそうだ。
そして、日本の撮影の仕事もするそうで、共通の知り合いのコーディネーターがたくさんいて盛り上がった。
そして気が付くと、両腕にタトゥーのシールを貼っていて、なんかヤクザっぽくなった。
そしてここから、やっぱり死人のメイクになった。
死後10時間ほどらしく、手と顔に白と赤の斑点のようなメイクが施されると、本当に死んだみたい。
で、この後少し待ち時間と言われ、どこで待機かな?と思ったら、なんとトレーラーに私専用の小部屋があった!
狭いので全体を中から撮ることが出来なかったが、これがドアの内側。
左側が鏡になっていて、右にベンチがある。
奥にトイレと洗面台もあったが、トイレは使えない様になっていた。
エアコンがガンガンで、メイクが汗で流れない様にとの事だった。
ここから待ち時間かと思ったが、15分ほどで呼び出しがかかって、シャトルバンに載せられて移動。
ダイアモンドヘッドのスタジオに向かうのかと思ったら、カカアコ・マウカの路地に入っていく。
機材車が並び、大勢のスタッフがいた。
バンから降りて入っていった建物には、バーとポーカーテーブルが置かれていた。
元々バーだったのか、バーのセットを作ったのか不明だが、すぐに2階に案内されると、そこは何もない空きスペースで、椅子が幾つかあるだけ。
ここで待っていて欲しいとの事だった。
ここに5人ほど集まった。
私と一緒のもう一人のヤクザ役は、普段はHECO(ハワイ電力)で、ヤクザと一緒に死ぬ用心棒の一人はハワイカイの「ロイズ」のシェフだそうだ。
なんだか全員185センチ以上のデカい男ばかりが、全員薄っすらと死人のメイクをして談笑しているのも楽しかった。
だが、5分もしないうちに、外が騒がしくなり、窓から表を見ると、マグナム役のジェイ・フェルナンデスが現れた。
赤いフェラーリも止まっている。
外でいくつかのシーンの撮影をしているようだったが、30分ほどで我々が呼ばれ、下のセットに向かう。
監督から指示を出され、ここに座って、こんな格好でと言う事で、ポーカーしている間に殺されたと言う事が分かった。
私は首を反らして、ちょっときつい体制だったが、用心棒は床にずっと転がっていて、これが楽かと思ったら、逆に身体が痛かったらしい。
カメラとか、ライティングとか、色々セッティングが始まり、マグナムが登場。
そして一度リハーサルをすると、我々はまたセットの裏に呼ばれて、今度はシャツに穴をあけて、血糊をべったり。
ああ、これじゃ自前は使えないな〜
そして私は頭も撃たれたようで、銃弾の跡のメイクが始まった。
他のヤクザや用心棒も同様に、完全に殺された人になっていた。
写真が撮れなかったのが悔しいが、鏡で見て、「おお!ハリウッドの作品に出るんだ!」と言う感じになった。
そしてまたセットに戻って、死んだ体制になってから、またメイクの続き。
血が流れ出た感じで、もう左の頭はほぼ真っ赤。
まずはマグナムが1人で入ってきて、死体を発見するシーン。
何度かリハをやった後、一度休憩でランチタイム。
今回は一人一人にメニューの中から希望を聞いて、配る形式になっていて、私はチキンとサラダを頼んだが、このランチ休憩がちょっと短くて、皆ほとんど食べ終わる前にまた集合がかかった。
今度は本番を数回。
カットがかかり、私が頭を持ち上げて首を揉んでいたら、ジェイ・フェルナンデスが私の肩を叩いて、「後でマッサージがいるね〜」と声をかけてくれた!
わ〜お。ハリウッドスターと共演!
そしてその後、カツモト刑事も現れた!
ホントはヒギンズが見たかったけど、マグナムがカツモトを連れてまた現場にやってくると言う感じで、カツモトが連れてきた女性、これがどんなキャラなのかよくわからないが、彼女が私(の死体)を見て、「これはヤクザだわ」と言っていた。
ほとんどジッとしているだけだが、3時間以上はセットにいたと思う。
今回はシーンごとにカメラや照明などのセッティングが変わって行き、それを見ているだけでも面白かった。
3時頃に我々のシーンが終わった後は、また2階で待機と思いきや、すぐにシャトルバスがやって来て、またポイント・パニックのヤードに戻った。
まずは衣装の返却。
そしてまたメイク室に行って、血糊やイレズミなどを綺麗にした。
これも丁寧にやってくれた。
最後にチェックアウトして、前回同様バウチャーを受け取って終了。
4時半だった。
今回は映るとイイなぁ〜
オアフ島のツアーはダイアモンドヘッドクラブ!
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2021年07月27日
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