2018年12月01日

セーフティ・チェック

アメリカには日本の様な車の車検制度は無いのだが、各州によって色々な検査やチェックがある。

ハワイでは「セーフティ・チェック」と言う検査を1年に1回受けなければならないのだが、これは自動車修理工場の他、修理施設のあるガス・ステーションでも受けることが出来る。

費用は20〜25ドルほどで、日本の利権まみれの車検制度の様な暴利は取られない。

調べる内容も、検査員が車の前に立ち、ヘッドライト(+ハイビーム)、ブリンカー、ワイパー、ホーンが鳴ることを確認し、タイヤのスレッドをチェック。

後ろに回って、ブレーキランプとリバースランプが点いたらお終い。

私の様な営業車の場合は、三角表示板が3つと、消化器、そして替えのフューズを積んでいるのも確認するが、検査自体は2分もかからない。

要するに、必要最低限の物は、年に一回はチェックしましょう、と言うのが趣旨。

アメリカ人に日本の車検制度の話をすると、値段が余りにも高い事にまず驚かれるが、大体今の様な故障の少ない多種多様な車を、一律の基準で検査するなんて言う方がおかしいと言われる。

これからハイブリッド車や電気自動車が普及すれば、今までの車検制度自体に意味がなくなるかもしれないし、調べる必要がある部分も大きく変わっていく。

車の値段自体に大量の税金が含まれているのに、さらに数年置きに意味のない検査にお金がかかる。

ガソリンだってほとんど輸入なので、アメリカに比べても倍近い値段。

さらにこれも利権としか考えられないような、高い高速道路の料金を取られる。

これでは若い人の車離れが進んでいくのは当たり前だと思う。



ちなみにかつて私がいたカリフォルニア州では、同様の車の検査の時に、排気ガスのチェックもあった。

州によって少し違っているようだが、日本の様な意味の無い高額の検査は聞いたことがない。


ハワイの検査は本当にあっという間なのだが、実は待ち時間がある。

タイミングによっては、すぐに受けられる場合もあるのだが、月末になると混雑する。

セーフティー・チェックは、毎年1回受けるので、車体に次回の検査の「年月」を記したステッカーが貼られ、普通車は後ろのバンパーに貼っている人が多い。

営業車の場合は、ちょっとデザインの違うステッカーをフロントガラスに貼る事になっているのだが、この「年月」内に受ける必要があるので、必然的に月末は駆け込み需要も多くなるのだ。

私も11月中に受けなければならない事はわかっていたが、ついつい後回しになって、昨日29日にようやく行くと、「今日はもう検査員が帰ってしまったので、明日の9時から4時までの間に来てくれ」と言われた。

そして今日、結局晦日の30日に行くと、2台の待ちがあった。

たった2台で、検査している時間は合わせて5分以内なのに、書類を作成するのに時間がかかる。

結局30分近く待って、ようやく私の番。

私の後ろには5台以上の列が出来ていたが、2分に満たない検査の後、やはり15分ほどかけてゆっくりと書類が出来た。

ステッカーを貼り直して終了。






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posted by じゅにーK at 12:13| ホノルル ☀| Comment(0) | ハワイ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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