アメリカの大統領選で、トランプがヒラリーを破って当選した事は、日本でも大きな衝撃となって受け止められているようだが、民主党の強いハワイでも番狂わせとして、人々はショックを受けた。
最後まで接戦だったものの、大方の予想ではヒラリーが優位で、私もヒラリーが女性初の大統領になるのだとばかり思っていたが、見事に裏切られた。
アメリカの選挙は予想が付かない。
かつてブッシュとゴアが戦った時も、環境保護に熱心なゴアを支持する人の声が大きかったものの、接戦になり、票の再集計まで行ったが、結局ブッシュが勝った。
今回も、トランプ候補の暴言が出るたびに、ヒラリーに票が行き、共和党内からもアンチが出てくるなど、流れはヒラリーだったが、ビル・クリントンと共に作った財団への利権の構図が見え隠れしてくると、「メール問題」は、単に事務手続き上のミステイクではなく、最終的に公開する必要のない私的メールで行われていたやり取りと言う事で、関心が集まってきた。
トランプは不動産王とも呼ばれ、今は自分の利権の為に何かする必要はない。
しかし政治経験がゼロと言うのは、国際政治や軍事をビジネスライクに進めてしまう恐れがある。
アメリカの大統領の一挙手一投足は世界中に色々な形で影響する。
日本とは軍事協定を見直して、日本に駐留経費をさらに負担させると言っていたが、アメリカの核の傘で守ってもらっている日本としては、ノーとは言えなくなるかもしれない。
これは困った事であると同時に、大きな転換期となるかもしれない。
戦後のGHQの政策を見直し、憲法改正を行い、自分の身は自分で守ると言う、基本概念を日本が再び持つようになれば、日本人の意識改革も起きるだろう。
メキシコとの国境に壁を作るとか、そしてその費用をメキシコに負担させるなんて言っていたが、結局メキシコが出さないから壁は作れないと言う形で終わりそう。
他にも実際には選挙運動中の過激発言が実行されずに、期待をしていた人たちを裏切る事になる可能性は高い。
そうなると、結局トランプに不満を持つ人が増える。
トランプが大統領に決まって、株価が下がり、円が高くなったのは半日程度で、その後全く逆の展開を見せ始めている。
まだ誰しも不安で、予想が付かず、先が読めない状況なのだろう。
来年1月に就任式を迎え、実際にトランプのオフィスが動き始めて、最初の半年くらいまでは、株や為替の相場は落ち着かないと思う。
その間に、どこかで戦争が始まったり、株の大暴落や、リーマンショック級の事件が起きたりすると、混乱はさらに激しくなるだろう。
アメリカの歴史から言うと、トランプ暗殺なんて言うのも、無い話では無い。
これからアメリカは、そして世界は4年間のダークな時代を迎えるのか?
それとも新たな変革のステージになるのか?
親方アメリカの日本がどうサバイバルしていくのか?
不確定要素の多い中、我々は新たな年を迎えることになる。
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2016年11月11日
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