緩いコナウィンドが入っているオアフ島は、寒さは緩んだものの、空は若干濁り始めている。
今日のマカプウ・ハイキングには2つ心配事があった。
実は先日クリスマス休暇を過ごしたオバマ大統領が、12月23日に娘のマリアちゃんとハイキングに来たのだ。
ハイカーが撮った写真
・WHILE ON HOLIDAY VACATION TODAY PRESIDENT OBAMA WENT HIKING AT MAKAPU’U POINT
こちらはマリアちゃんと一緒に歩くオバマ大統領のビデオ付(周りは全てSPなんだろうなぁ)
・Aloha! President Obama enjoys hike with daughter Malia on Hawaii vacation
以来、マカプウ・トレイルの人気はさらに高まり、クジラシーズンが始まる前から連日大賑わいの状況だった。
カラニアナオレ・ハイウェイの路肩も車で一杯になる事もあるのだが、駐車スペースの確保が出来るかどうかが心配だった。
そして、もう一つは、実はまだ今シーズン私自身がクジラを見ていなかった事。
1月第2週目以降だと、3月末まではもう数年間ずっと100%の確率でクジラを見つけていたマカプウ岬だが、今年はどうなのだろう?
ハワイでも気候の変化を感じる異常気味の気象に接していると、クジラのシーズンもそのうちズレてくるのではないかと心配している。
ワイキキを出て、「ソニー・オープン」の開かれている、カハラのワイアラエ・カントリークラブの裏を通って、東に向かう。
ハナウマ湾を過ぎ、サンディービーチパークで小休憩。
マカプウに向かうと、反対車線の路肩駐車の車は無く、駐車場のドライブウェイ沿いにも空きスペースがあったが、登山口からすぐの場所に見つけてまず無事に駐車完了。
ハイカーの数は例年のクジラシーズンと変わらない感じ。
少し上がってカイヴィの原野を見下ろすと、青々と冬の色だった。
ココクレーターも既に少し濁って見え、VOGが出てきた。
第一コーナーに着くと、南からの緩い風を感じた。
穏やかで凪いだ海を見下ろすが、クジラの気配は無い。
第二コーナー、通称「サスペンス劇場」で薄っすらと見えるモロカイ島方面を見ていると、ようやく白い飛沫が上がった。
ちょっと遠かったが、二組のクジラを確認。
クジラの展望台で説明をしながらまた少し観察。
ところで、今日はオバマ効果が二つ見られた。
雨期である冬場には、ここは何度か下草刈りをやっていたのだが、今日はいつも以上に深く、広範囲に刈られていたのに気付いた。
月下美人も庭師に整えられたように、まっすぐ綺麗にカットされていた。
あれだけSPが大勢歩くんだから、これ位の道幅拡張は当然か〜。
マカプウ・アロエの量は相変わらずだったが、
犀角はまた増えていた。
しかしスターフィッシュの花は見れず。
それにしてもイイ天気。
コナウィンドも15マイルほどに上がると、気持ちイイ。
クジラ観測をしながら45分ほどで登頂。
目の前に現れるラビットアイランドとブルーの海。
マカプウ・ヘイアウ方面を望む。
頂上展望台に上がると、もう一つのオバマ効果があった。
なんと、ラヴ・ロック(恋人たちの鍵)が全て無くなっていた。
そりゃあ、鍵型爆弾とか付けられては、大統領が危ない。
さらにこんなサインも出ていて、前は2〜3か月に一度撤去していた鍵を、今後は毎週捨てるそうだ。
よく見ると、DNLR(資源管理局)の承認を受けたボランティア団体が撤去をしているようだが、2月にはフェンスの改良工事が予定されていると書いてある。
もっと大勢が入るスペースになるのかな?
マカプウ灯台を見下ろして、ヘリポートの跡地でスパム結びのスナック休憩をしてから下山。
帰りも、何度も飛沫や背中も見えた。
サンディービーチでジュース休憩後、ワイキキに戻る途中、ラナイ・ルックアウトの手前で、すぐ横の海にクジラを発見して、ルックアウトにすかさず入る。
ここから見たのが一番近かった気もする。
とにかく今日はたくさん写真を撮ったが、家に戻ってパソコンに落としてから確認すると、やっぱりほとんどは海しか写ってなかったが、背中と尻尾が写っているのがあった。
夕方はさらにVOGが濃くなってきた。
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2015年01月15日
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