2014年09月15日

読書記録

2014年5〜8月にかけて読んだ本の記録と、ちょっとした感想。



「エイジ」重松清  朝日文庫



身近で起きた通り魔事件から、自分や同世代の人間を考える、14歳の少年エイジの話。

実際に今の若い世代が置かれている環境は、冷たく、厳しく、またそれ故、我々には理解できない部分もあるが、友人関係や部活の悩みを抱えたり、基本的な事は通じる。

これからの時代がどう変わっていくのかを考えさせられた。  



「平成よっぱらい研究所―完全版」二ノ宮知子  祥伝社コミック文庫



酔っ払いの生態を自分の体験から綴った漫画。

昔はオレも記憶無くしたり、血を吐いたり、物を無くしたり、、、、下戸にはわからない世界。



「リアル鬼ごっこ」山田悠介  幻冬舎文庫



日本中の500万の「佐藤」が殺される!

SFの発想は面白いし、手に汗握る展開だが、オチにもっとインパクトが欲しかった。



「高砂幻戯」小松左京  ハルキ文庫



小松左京の短編集。

女シリーズなど、非常に面白かった。

また歴史的伝承、寄席や歌舞伎など、小松左京の幅の広さを感じる。

勿論SFファンにも納得いく作品集。



「ガイアの法則」千賀一生  徳間書店



シュメール文明から始まり、エジプト、インダス、黄河の4大文明の後に、今後800年かけて、これから日本が叡智が始まる。

天皇家の十六菊花紋章が、世界に共通するスピンの記号だったとは!






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posted by じゅにーK at 12:03| ホノルル ☀| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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