KAVA(カヴァ)と言うのは本来トンガやマルケサスの言葉だそうで、ハワイ語でAWA(アヴァ)とも呼ばれる植物のことである。
ウィキペディアの説明を見ると、酒にも近いドラッグのように思うかもしれないが、鎮痛作用があるので、私は曙のお母さんこと、アンティー・ジャン・ロウエンに生前薦められて、以来時々飲んでいる。
アンティー・ジャンは身体が大きかったので、膝が痛くなることが多かったそうで、「そんな時はいつもカヴァよ」と言っていた。
かなり前にもKAVAに付いては書いたと記憶するが、本来根の部分を使うのに、茎を使った商品で肝臓をおかしくしたと言う事件があり、KAVA全体のイメージが悪くなっていた。
私もネットショップで販売も考えていたが、NONIには勝てず。
でもその辺りをちゃんと知っているローカルにはいまだに人気は厚く、ホノルルにはカヴァ・バーと言うのが数件あり、独特の器を使って搾り出し提供している店があるが、自分で作るのも難しくは無い。
実は私が今飲んでいるのは前に「ロングス」でまとめて買った物なのだが、最近「ロングス」で見ないので、どこか自然食の店で今度は探してみたい。
これは「ロングス」で10ドルほどの2オンス入りの袋。

「Mo'i」はカヴァの種類で、調べると17種類もあるのだそうだ。
味はどれもほとんど一緒。まだ私には微妙な違いはわからない。
用意するのは、すり鉢とすりこ木、濾し器。

カップ一杯分作るのに、小さじ一杯。
白っぽい粉に少し粒が入っている。

静かにお湯を入れる。
水だと出が悪いし、熱いお湯は匂いが悪くなるので、私は湯冷ましを使っている。

もう既に泥水のようだが、乾燥したKAVAのカスが浮いてくる。
沈んだ中にドロッとした粉と、繊維があるので、すりこ木で抽出と撹拌。

泥の色がそれ以上濃くならなくなったらOK。
浮いているのと沈んでいるカスを濾す。

成分が沈まないうちに注ぎ分ける。

本来は一気に飲むと言われるが、時間をかけると底の方にドロッとした成分が沈殿してしまうので、2〜3回で飲み干した方が良い。
最初は口の中、次第に喉の方も痺れていく感じがする。
頭が痛い、お腹が痛い、肩が痛い、腰が痛い、全てこれで収まる。
要は痛み止め。
どこも痛くない時はリラックス効果があり、やはり飲んだ後は運転や重機の操作は止めたほうが宜しい。
嫁さんも気に入っている。

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日本に輸入ってできるものなんですか?
How'z it!
カヴァの味は泥の味、なんて言う人もいますが、それは見た目だけで、決して不味いとは思いません。
薬と思えば美味しい方だと思います。
日本へはかつて輸入していた会社があったようですが、茎を使った偽物を入れた会社があり、そこで悪い評判になって、今は日本へは輸入は出来ないようです。
ハワイに買いに来てくださ〜い!(^^)
ALOHA!