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今回また新たに「ハワイとJALが好き」と言うグループに加えていただき、こちらでも転載させていただくことになったので、「LOST」ファンツアーの内容も少し解説を加えたい。
と言っても、「LOST」を知らない方には意味不明だろうが、これは2004年から6年間アメリカで放送されたドラマのこと。
99%のシーンをハワイで撮影したのだが、ハワイと言う設定ではなく、謎の島。
さらにキャラクターが島に来る前に過ごした場所、アメリカ本土、オーストラリア、イギリス、アフリカ、韓国などのシーンもほぼ全てがオアフ島で撮影されていて、ハワイファンには驚くような場所がたくさん使われている。
ドラマ自体は冒険ミステリーから、ロマンス、アクション、SF、ヒューマンドラマに、最後は神話まで感じさせてくれる、奥の深いものだった。
さらに、あちこちに散りばめられた仕掛けが満載で、これがアメリカでも大きなブームを引き起こした一つの原因でもあった。
「LOST」ファンツアーでは、ジャングル、岩場、ビーチなど「謎の島」のシーンで出てきた場所や、ドラマのポイントとなった場所を約9時間かけて巡り、移動中の車内でもサントラBGMや挿入歌を流して、トリビアクイズや、多くの資料をお見せしている。
私自身は普段ドラマはほとんど見ないのだが、「LOST」はハマってしまった数少ないものの一つで、今はすっかりオタク化している。
日本では最初ケーブルで放送されたが、その後DVDやHULUなどでご覧になっていらっしゃる方が後を絶えず、ラジオや雑誌等でもツアーが取り上げられたこともあり、いまだにダイアモンドヘッドクラブの人気ツアーの一つになっている。
さて、今日のツアーは2組4名さまで出発。
朝のワイキキは薄曇で少し肌寒く感じた。
最初は北側のコオラウ山脈の麓、マノア・ヴァレーに向かう。
住宅街にはピンクテコマの花がたくさん咲いていたが、奥に進むに従って道路が濡れてきた。
ジャングルの入り口のパーキングに車を入れ、お客さんに折り畳みの傘を渡して歩き始める。
野生化したニワトリや、オウムなどが鳴き叫ぶ森では、勿論謎の島のジャングルシーンが撮影された場所。
実際のドラマのシーンをキャプチャーした物を紙芝居風にお見せしながら、一つ一つ現場を解説。
ここはシーズン4の最終回で、ロックがアザーズのリーダーとして迎えられた場所。

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「インディー・ジョーンズ」、またドラマ「ハワイ・ファイブ・オー」などの撮影が行われた場所でもある。
その後、18年も前に閉園されているテーマパーク「パラダイスパーク」の跡地に入っていく。
ここは3月まではセットの一部が残されていた場所で、今もそのほんの一部と名残が残っていて、ダイアモンドヘッドクラブでは許可をもらって入場している。
結局マノアでは少し小雨が降っただけだった。
ハワイ大学の横を抜け、カイムキのワイアルアAve.を通ってカハラに向かう。
途中ではロケに使われた「LOSTポイント」や、ドラマの仕掛けなどに付いて説明。
カハラでもロケに使われた家が数件あり、高級住宅街をぐるりと回り、カラニアナオレ・ハイウェイに出る。
出演者の数名が撮影期間中に居住していたハワイカイを抜けて、ハナウマ湾の先、ラナイ・ルックアウトに車を入れる。
ここは移動中のシーンでよく使われたが、最終回のとても重要な場面で出てくる。
海沿いの岩場は「LOST」だけでなく、日本CMなどでも良く使われる場所でもある。

やはり何度も使われたマカプウ岬を回り、島の東海岸に出る。
雲は流れていたが、ジャックとアチャラが凧揚げをした、タイのプーケットと言う設定で使われたワイマナロのベロウズビーチに入っていくと、横殴りの雨が吹き付けていた。

オロマナからカメハメハ・ハイウェイに乗り換えて、カネオヘの「ウィンドワード大学」の構内を抜ける。
ここはなんと精神病院と言う設定で使われた場所。
再び海沿いに出て、ヘエイアケアの港の前を走り、真っ赤なカネオヘ湾を臨むワイアホレ・ビーチパークに停車。
ここから見えるワイカネ桟橋や、クアロア牧場でのシーンを紙芝居で説明。
既に雨は止んでいた。

すぐ先のクアロア公園でトロピカルジュースをサーブして休憩。

東海岸をさらに北上するが、少し撮影ポイントが開くので、ドラマのオフィシャルマガジンや、出演者が登場した雑誌などの資料をお見せしている。
ノースショアに回ると雲は大分切れてきた。
前日と比べると波は4〜5フィートに落ちていたが、サーファーの数は増えていた。
ウミガメで有名なラニアケアビーチを過ぎて、普通の観光客はほとんどいないパパイロアビーチに入っていく。

実はここの方がウミガメの数は多いが、アクセスが悪いために有名にはなっていない。
「LOST」では最も多くのシーンの撮影が行われた、サヴァイバーたちのベースキャンプとなった場所。

ノースショア特有の目の粗い柔らかな砂の上を、苦労しながら歩いていくのはまさにサヴァイバル体験。
夏の暑い日には2キロくらい痩せるんじゃないかと思うくらいの汗をかく。
そして、汗をかいた後はハレイワに移動して、オアフ島で一番美味しいタイガー・シュリンプの店「マッキーズ」でランチタイム。
この屋台もドラマで使われているのだ。
この時点で既に午後3時を過ぎているが、11時から2時までは激混みで座れない事が多い。
だからお客さんには必ず朝ごはんはしっかりと食べてきて頂く様に伝えている。
ちなみに私と一緒の時には、この店の特典がある。
食後はノースショア・マーケット・プレイスで小休憩。
ここにある民芸品の有名店「ポリネシアン・トレジャーズ」には、「LOST」の出演者が来店した時の写真が飾ってあり、ツアーでは店の割引券も差し上げている。
普通の島一周のツアーだと、ここから南下を始めるが、このツアーでは西のカエナ岬に向かう。
スカイダイビングで有名なモクレイアの「ディリンハム飛行場」を過ぎたところにあるモクレイアビーチは、ドラマが始まった飛行機の墜落現場でもある。
今日も何かコマーシャルの撮影の準備をしていた。

そして少し先の「YMCA キャンプ・アードマン」は、「アザーズ」や「ダーマ・イニシアティブ」と言った謎の団体の居住地としてしばしば使われた場所で、チェックインをした後にキャンプ場内を見学する。

カエナ岬の行き止まりまで行って、U-ターン。
ハレイワからカメハメハ・ハイウェイに戻ってH-2、H-1フリーウェイを使いホノルルに戻る。
ここでもオフィシャル・フィギュアやファン・コミックのご紹介などをして、飽きさせることはしない。
ジャックとデズモンドが出会った、アロハ・スタジアムから、LA空港として使われたホノルル・エアポートの横を抜け、ディリンハム・ブルバードに降りる。
内部でもロケの行われたオアフ刑務所の前を通って、ハーリーのチキンレストランや宝くじを買ったガス・ステーションを見て、キング・ストリートに入ってチャイナタウン、ダウンタウンを抜ける。
ダウンタウンでは、チャーリーが懺悔に行った教会、Mr.エコーが働いていた教会、デズモンドが働いていた修道院、そしてファラデーがいたオックスフォード大学として使われた「セント・アンドリュース教会」を見学。

先日ザ・バスが突っ込んだ、カワイアハオ教会の入り口の、壊れたままの石垣を横目で見つつ、オアフ島での様々なロケ隊が使用する撮影用車両の基地を見て、カピオラニ通りからワイキキに向かう。
最後までキャストの情報や、裏話などをお話しながらの、どっぷりと「LOST」の世界に浸るツアー。
既に5年で1000名ほどの参加者がいるが、100名近くのリピーターがいるのが、私も凄いと思う。
ドラマを見始めた時は高校生だった方が、大学の卒業旅行で来てくれたり、このツアーの為にハワイ旅行に来てくれたり、それこそ新婚旅行先をこのツアーの為にハワイにしたという方もたくさんいる、企画した私としても予想外にヒットしてしまったツアーである。
目指せ!ベスト5!
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姉妹で参加した姉の方です(n‘∀‘)η
ロケ地訪問をしながら
オアフ島一周観光&ネイチャーツアーもできてしまうLOSTファンツアーは、
思いもかけず、私の今回の旅行でメインイベントとなりました。
今、仕事の合間に先日の旅行の模様をブログにUP中です。
LOSTファンツアーの話を書くまでには、もう少しかかりそうですが、
あのワクワクな一日を写真とともに紹介させていただきますね。
いつかまた、LOSTファンツアーに戻ってこれたらと思います。
そのときは、ぜひよろしく_(._.)_
先日はご利用いただきありがとうございました。(^o^)
ツアーは楽しんでいただけたようで嬉しいです。
写真も届きましたか?
今度はLOSTをじっくり見てから是非またいらしてくださいね。
お待ちしています!
ALOHA!