ハワイに10回以上遊びに来ているのに、まだ一度も行ったことが無いと言う友人を連れて、久しぶりにマノアフォールズ・トレイルを歩いてきた。
私はかつて、ツアーで100回近く歩いているトレイル。
この4年は「LOST」ファンツアーで、入り口まではしょっちゅう行っているが、滝まで行くのは数年振りだと思う。
「パラダイスパーク」の駐車場に車を入れると、アテンダントのキアウが「今日はLOSTじゃないの?」と尋ねてきた。
ツアーだと朝だが、ハイキングは昼過ぎの方がトレイルが乾いて歩きやすい。
「今日はプライベートでハイキングなんだ。」と言うと、駐車料金をおまけしてくれた。
「LOST」ファンツアーでは紙芝居をしながら歩く道。
様々なヘリコニアや、
実が出来つつあるバナナの花もあった。
アイフアラマ川は静かに流れていた。
ここからトレイルで、私には久しぶりのエリア。
ダイアモンドヘッド程ではないが、ハワイでは2番目にハイカーの多いトレイルなので、やはり人は多い。
日本人のツアーが二組と、アメリカ人ツアー二組とすれ違った。
最初はレッドウッドの林を進む。
この辺りは「LOST」でハーリーがジャックに「どうして島に戻って来る気になったんだ?」と尋ねるシーンのあった場所。
しばらくはトレイルに砂利が敷かれて比較的歩きやすい。
ワックス・ジンジャーに小さなカタツムリが遊びに来ていた。
イエローは見なかったが、ホワイト・ジンジャーは所々に咲いていた。
ワイヒ川に近づくと爽やかなせせらぎの音が聞こえた。
見上げれば、巨大化したポトスの絡まる木々が続く。
ハウの林が見えてくると約半分の地点。
バニアンのトンネルをくぐると、
竹やぶが広がる。
やがてトレイルはぬかるんでくる。
すると前方に滝の上部が見えてくる。
もう一息だが、ここでまた植生が変わり、ウルヘや、
マウンテン・アップルの木が増える。
大勢の人が歩いている割には、すぐ手の届きそうな場所にたくさん実が残っていた。
しかしやはり実際に手の届く場所の実は既に無く、今日は収穫は出来なかった。
そして岩を乗り越えるようなトレイルを少し進むと、ようやくマノアフォールズに到着。
トレイルの終着点はエリアが広くないので、後から人が来ると前にいた人たちは帰路に着かなければならない。
我々もちょっと写真を撮って、水を飲んだら出発。
この時期にしては水量が多い気がした。
帰り道はシナモンの木や、
コーヒーの木の説明をしながら戻ってきた。
往復で1時間ちょっと。
マノアの森のマイナス・イオンを思いっきり吸収しながらのハイキングで、パーキングに戻ると若干ハイな気分。
パーキングのキアウと記念写真を撮った。
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2011年06月19日
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