10年前の今日、ダイアモンドヘッド沖で、米軍の原潜と日本の海洋実習船とが衝突事故を起こした。
ローカルだけでなく、CNNなど全米でもトップに扱われたこのニュースは、結局原潜が悪かったと言うことで船長や当時のパウエル国務長官が謝罪して、その後は補償の話になっていたはずだが、私も日本から大挙して取材にやってきたマスコミの対応に、コーディネーターとして働いた思い出がある。
当時のブログが以下。
www.diamondheadclub.com/diary/01-02.htm
今日はハワイのローカルニュースや新聞でも「えひめ丸」10周年の特集があった。
ハワイ・ニュース・ナウ
スター・アドバタイザーの記事
カカアコのウォーターフロントパークで行われた慰霊祭には、日本からも多くの列席者がいたようだが、その模様を含め、現在でも後遺症に悩む被害者や、引退した後の船長についてなどを報じていた。
カカアコの公園の慰霊碑のある丘はとても見晴らしが良く、海が目の前に見える。
ツアーでお客さんをお連れする事も多いが、ここでは皆さんに慰霊碑を見て頂き、冥福を祈っている。
えひめ丸の事故についてはTVのニュースで取り上げていました。
当時の艦長が謝罪をしていましたが、未だに観光客相手に潜水艦の運航を行なっていることは、非常に違和感を感じました。
潜水艦に乗艦している民間人は普通の観光客ではなく、軍関係で招待された人だそうですが、そう言う時こそしっかり安全確認を行って、マニュアル通りに行動すべきですね。
10年経ってもいまだに艦長を許せないと言っていた遺族が出ていましたが、心の傷も大きかったのでしょう。
ALOHA!