相変わらずお問い合わせは多いものの、ハワイ旅行と満月を重ねるのはなかなか難しいようで、今日もお客さんはいなかった。
お天気は良かったが依然として風が弱く、雲の動きは読めなかったがノースショアに向かう。
ワヒアワを過ぎるとハレイワ沖に波が白い線を描いているのが見えたが、数日前から比べると大分落ちてきたようだ。
モクレイアのヘルムズベイからもゴ〜〜っと言う波の音が聞こえたが、ここのリーフの内側は海も静かだった。
山中家で最近のスカイダイビング業界の話などを聞いて少し寛ぎ、サンセットタイムにまたビーチに出る。
この時、ビーチで釣りをしている人が二人いた。
一人は近所に住む若いローカルだったが、もう一人は普段見かけないオジサンだった。
二人とも少しずつビーチを移動してポイントを変えながら、何度も仕掛けを投げていたが、何か釣果を手にしていた訳ではなかった。
ビーチにラグを引いて転がりながら、何の気なしに見ていると、ちょうど私の目の前でオジサンが魚を釣り上げた。
この場所で私も以前釣りをしたことがあるが、ウミガメがかかってしまって大変な思いをしたこともあるので、最近は興味が無かった。
しかしオジサンが釣り上げたのは30センチ以上はあるパピオ(メッキアジ)で、ビーチからこんなに大きなのが釣れるとは驚いた。
私が針を外すのを手伝ったら、彼はサンディービーチの方に住んでいて、やはりこの付近に住む友人のところに遊びに来ているのだと教えてくれた。
さらに自分で作ったルアーでこのパピオを釣り上げたと言って、とても嬉しそうだった。
その後もしばらく釣りを見ていたが、結局それ以外は釣れなかったのだが、帰り際にオジサンが手製のルアーを幾つかくれた。
細かいと言えば細かいし、簡単といえば簡単なルアーだが、疑似餌は見かけよりも釣れた実績が大事。
そしてこれが実際にパピオを釣り上げたのと同じ形のルアー。
今度はこれを使って、私もまた挑戦してみたくなった。
さて、鍋会の方は今日もポットラックの料理が豪勢で、皆で手作りシュウマイを作ったりもして(私は応援してただけ)盛り上がった。
満月が上がってきたところでまたビーチに出る。
地上はやや東よりの風が吹き始めたが、上空は北風が雲を動かしていた。
北の沖合いには雨雲は無く、ムーンボーの出現は期待できなかったが、11月にしてはそれほど寒くなく、皆ビーチでのお月見を、ゴロゴロとラグに転がりながら楽しんだ。
来月は21日が満月だが、ムーンボー観測会は20日の予定。
実はこの日、ハワイから月食が見えると言うことで、月見、ムーンボー、月食と言う豪華なイベントになりそう。
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2010年11月22日
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