日本の梅雨と違って1日中シトシトなんていう事はほとんど無いが、朝夕のシャワーはまだ多い。
朝起きると、窓を開けて天気の確認。
山歩きの日は、まずは家の前が雨で濡れていないかどうかをチェック。
まだ降っていれば当然濡れているが、止んで間もない時もある。
そして山側をチェックして、マノアのコオラウ山脈の上空に雨雲があればマノアは降っているという事になるし、トレードウィンドが吹いていれば、その後こちらも降る可能性がある。
海側を見て、ワイキキの空をチェック。
マノアとワイキキの中間くらいに住んでいるので、こういう確認がすぐ出来るのは便利。
しかしどんな天気であろうと、仕事がアサインされていれば準備開始。
家を出るまでの2時間ほどで、空模様が全然変わってしまう事もある。
今日は8時過ぎに家を出た途端に降り始めた。
ワイアラエのヤードからは大きなダブルレインボーが見えたが、写真なんか撮れる状態ではなく、使用するバンの準備と、ハイキングツアーに持って行く備品を積み込む。
備品はハイキング用の杖と、虫除けスプレー、ランチの公園で広げるピクニックマットに、使い捨ての雨合羽で、ヤードの倉庫から必要な分だけバッグに入れる。
先週は一時雨合羽が切れていた事があり、タイミング良く使う事は無かったのだが、今日は使う確率が高いと思ったので、補充が間に合って良かった。
ワイキキに向かい、ルーワースのオフィスでランチ用の水などピックアップ。
ヒルトン・ハワイアンビレッジ付近のホテルのお客さんをアクア・パームス・ホテルでピックアップする時間は9時なのだが、該当のお客さんは無く、最初は9時15分のカライ・ホテル(旧トランプホテル)からだったので、少しオフィスで時間を潰す。
なんか最近ガイドは落ち着いてきたが、オフィススタッフは相変わらず出入りが激しい。
名前も覚えないうちに辞めちゃう人とかもいて、なかなか落ち着かないようだ。
ピックアップを始めると、雨は上がっていた。
4か所のホテルを回り、オフィスでのトイレ休憩後、マノアに向かって出発し、プナホウ・ストリートを上がっていくと、またポツポツと降って来た。
「パラダイスパーク」のパーキングに車を止めた時にもまだポツポツ状態だったが、最初に全員に雨合羽を配布。
「さあ、では歩き始めましょう〜!」と言って、13人のお客さんの先頭でアフリカン・チューリップ、イエロージンジャーの説明をして、バニアンツリーの説明をしようと思ったら、ポツポツどころか、いきなりザーッと来た。
まさに亜熱帯雨林のジャングル。
ここで全員合羽を着用。
普段はトレイルの入り口で集合写真を撮っているが、この状態で満面の笑顔と言う訳には行かないと思って、戻ってきた時に撮ることにした。
普段より人は少なかったが、すれ違う、今降りてきた人達で雨合羽の無い人は皆ずぶ濡れ。
トレイルに入るとすぐに靴の中がもう濡れてきたのがわかった。

お客さんに配布した使い捨ての雨合羽は丈が少し長いのだが、私が会社から支給されているレインジャケットは上半身だけのカバーで、パンツもすぐに濡れてきた。
日本語客にも英語客にも春休みのお子さん連れがいて、何度も振り返って、皆がちゃんと付いて来ているかの確認をしたが、お子さんたち含めて、歩き慣れている方が多かった。
通気性の無いレインジャケットは、山歩きで中も汗で湿ってくる。
フードはあるが、ジャングルレインはそれだけでうるさいので、後ろの客さんと話をしたりする時には外す必要がある。
首から雨も入ってきて、結局もうずぶ濡れ。
トレイルは川になって来た。

横を流れるワイヒ川の音も大きく、滝は期待出来た。
こんな状態の日でも、裸足で歩いてるローカルがいたりしてビックリもするが、サンダルで来て後悔してる観光客の方が多い。

そしてマノアフォールズに到着。
今シーズン最大の水量かな?
滝の直前で雨が止み、青空も覗き始めた。
下りの方が当然楽だが、滑りやすい日は要注意。
木漏れ日の中を歩き、パーキングに戻ったころには既にパンツは乾いてきた。
最後に看板の前で集合写真を撮ろうと思ったら、何やらポリスカーが数台に消防車も止まってる。
何があったのか聞いてみると、子供が1人行方不明なのだそうだ。
1人の子供を見なかったか?と聞かれたが、子供なんてたくさんいたし、親や保護者と一緒でも先に小走りで行ってしまうようなのもいるし、ダラダラと後から付いて行くようなのもいる。
基本的に一本道なので迷う事は無いのだが、滝の直前にアイフアラマ・トレイルへのパスがあり、時々入っていく人もいる。
結構大変なトレイルなのに、最後のアイフアラマの滝は本当にしょぼくて、私も前にガッカリしたことがあるのだが、どうもその付近でいなくなったらしい。
その後ヘリコプターも飛んでいたが、夜のニュースで出てこなかったので、大事にはならなかったようだ。
さて「アンディーズ」にサンドイッチをピックアップに行くと、シスター達に「ずぶ濡れね・・・」と言われたが、すっかり晴れたタンタラスの丘に上がって、ピクニックマットを引くころには上半身も乾いてきた。
こう言うところはトレードウィンドの凄さだが、靴の中だけはずっと濡れていた。
今日はお客さんも大変だったが、引率ガイドの大変さをわかってくれた人が多かったようでチップも良かった。
ヤードの向かいのマンゴーも段々実が増えてきた。

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