2024年03月30日

マノアフォールズ・トレイル:すっかり山歩きのガイド

3月の中からダイアモンドヘッドクラブは暇の状態で、毎週2〜3回のバイトが収入源の状態。

昨年末から島一周のアイランド・アンド・ユーの仕事はアサインされず、山歩きのネイチャー・アンド・ユーばかり。

ミニバスをドライブする日本人ガイドのタカシさんがメインで島を回っていて、私には回ってこないようだ。

会社からはバイリンガルのアイランドもやってみたら?と言われているが、最近ようやくバイリンガルのネイチャーに慣れてきたばかりで、まあこれがある程度完璧になったらアイランドのスクリプトを作ってみるかも。

他のドライバーからは、ミニバス以上の大型営業車を運転するためのライセンス(CDL)を取ったら?とも言われる。

LAでドライバーガイドをしていた時は、15人乗りのバンでもCDLが必要だったので、勉強して練習して苦労して取ったのだが、ハワイ州は15人までは普通免許でOKなので、持っていない。

今からまた勉強してバスの免許を取る気にはなかなかなれないのだが、どこもドライバーが不足しているようで、仕事は多く、給料や待遇の良い話はたくさん聞く。

警官募集と同じように、最初に入社ボーナスがあって、CDLライセンスを取るための費用も負担してくれる会社もあるのだが、2年は辞められないそうだ。

まあ、自分の会社が忙しくなってくれれば、それに越したことは無いが、バイトの幅を増やすために色々考えている。


さて、マノアフォールズ・トレイルの山歩きは良いバイトだと思っているが、やはりいつもコンディションは違う。

朝はコオラウ山脈に雨雲が架かっていることが多いが、歩き始める10時過ぎには大抵上がっている。

しかし逆に「パラダイスパーク」のパーキングに着いた途端に降り始めて、いきなり雨合羽の配布なんて言う時もある。


パーキングからトレイルに向かう途中で、タロ、バニアン、バンブーなどの説明をして、ゲートの看板の前で全員での記念写真。

英語客も日本語客も笑顔にするテクも身に着けた。

コーヒー、シダ、アルビジア、ユーカリなどの木の説明と、上で聞こえる数種類の鳥の説明をしてから細いトレイルに入っていく。


ジャングルの中で降り始める時は、最初は頭上の木の葉っぱに雨が当たる音がバラバラとして、その後滴になって落ちてくる。

トレイル自体は湿っていることが多いが、雨の後には道が小川になってしまう。




マウンテンアップルの花もチラホラ見えるようになった。




滝は本当に豪快なのは稀で、50メートルの高さにしては、大抵しょぼい感じ。

これから夏になれば、ほとんど枯れてしまう事もある。

滝に着く前から、横を流れるワイヒ川の水量で、大体の感じが想像出来るようにもなって来た。




最近は滝の前には州のレンジャーがいて、滝壺に近づかないように注意しているのだが、彼等とも既に顔見知りで、他のツアー会社のガイドともあいさつを交わす仲になっている。

「パラダイスパーク」のパーキングのブラダーは随分前から知っているし、オーナーのウォーレンとナプアは「LOST」ファンツアー以来の知り合いだし、マノアの「アンディーズ」のスタッフにもすっかり名前で呼ばれるようになり、レギュラーとなっている。

タンタラスの丘に上がって、プウ・ウアラカア公園のピクニックエリアに行くと、よく同じ時間に郵便局の車が止まっていて、メールマンがお昼休憩しているのだが、このブラダーともあいさつするようになっている。


英語客は日本人以外と言うだけで、アメリカ本土やカナダ、オーストラリアだけでなく、本当に世界中から来ている。

最近ではフランス、モロッコ、オランダ、南アフリカ、イタリア、スペイン、インド、ブータン、シンガポール、ブラジル、台湾、韓国、メキシコなど、本当にあちこち。

移動中の車内では、ノリの良いアメリカ人がいると盛り上がるのも早いが、説明が伝わっているのかもわからないような、朝から静かな時もある。

盛り上がった時は最後のチップも良くなるが、日本人は盛り上げた新婚さんが満面の笑顔で1ドルだけ置いて行ったり、他の国の人でも若い人は時々チップ無しで降りていく人もいて、「え?」と思う事も多いが、悪気はないんだろうがちゃんとした知識もない。

日本と比べたら時給は高いが、物価と生活費を考えると、チップは収入の大きな比率を占めていて、チップのある国の文化は理解していただきたい。

少ない時は4人なんて言う事もあるが、普通は10人から20人ほどをご案内して、バンを運転の時は独り占めだが、ミニバスの時はドライバーと折半にして、平均すると1日50ドルほどになっている。

大体一人5ドルくらいの計算かな?

でも13人いて合計7ドルだった事もあったし、10人で100ドルになった時もあるので、仕事の後に疲れが増す事もあれば、後のビールがさらに美味しい時もある。


朝8時半までにヤードで車をピックアップしたり、ミニバスのドライバーと待ち合わせをして、ワイキキのオフィスによって、9時から9時半にホテルを回ってお客さんをピックアップ。

午後1時から1時半頃にドロップしてから、最後にヤードで車の掃除をしてクロックアウトするのが2時半から3時頃なので、6時間から7時間ほどと短い仕事だが、マイナス・イオンたっぷりのジャングルを歩いて、タンタラスの丘でホノルルの景色を見ながらのランチは最高。




4月もまた週に2〜3回はマノアの山歩きになりそうだ。

あまりにも同じ場所ばかりだと写真を撮る気が無くなってくるが、日記のネタが無くなるのでまた視点を変えて撮って来たい。





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posted by じゅにーK at 12:27| ホノルル ☀| Comment(0) | ハワイ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする