オアフ島を回るサークルアイランドツアーは、多くのツアー会社が催行している。
西の端は道路が繋がっていないので、実際には島の西部には行かないが、東部と北部、そして島の中央部を回る。
ワイキキを初め、ホノルル市中心の南側は島の人口の8割が集まる場所で、ここを離れるだけでもオアフの様子はガラリと変わる。
どこにも立ち寄らなければ、4時間ほどで回れる島で、ドライブするだけでも海や山の様子が異なるのはすぐにわかるのだが、ツアー業界のコミッション制度のおかげで、大手のツアーでは土産物店に立ち寄り、時間を割いて長くしている。
コミッション以外にもトイレを提供したり、店側も努力はしているのだが、ほとんどが貴重な旅行中の時間を使うにはあまり意味の無い場所。
私は、なるべく意味の無い停車を止めて、綺麗なビーチや名所にお連れしたいと言う気持ちで、オリジナルのサークルアイランドツアーを作った。
大型バスが通過車内からの見学のみの場所で、実際に地に足を付けて風を感じ、その時に咲いている花や、落ちている木の実を説明する。
アザラシを見つけて、臨時停車なんて言う事もよくある。
その季節に応じた自然の変化、行われているイベントや、社会問題に至るまで、多くの情報をご提供してきた。
私としては、花の名前、鳥の名前の一つでも覚えてくれたら、それで良いと思っているが、窓を開けてトレードウィンドを取り込み、その時の空気も覚えていて欲しいと思っている。
その後はテレビやラジオなどでも紹介され、初ハワイと言う方だけでは無く、多くのヘビーリピーターも参加されて、ダイアモンドヘッドクラブのシグネチャーツアーの一つにもなった。
さらにディープなポイントを回るサークルアイランド「2」の企画も進めていたが、これは穴場過ぎてちょっと危なかったりして、止まっていた。
今回、悪法「ビル38」によって、そのオリジナルのサークルアイランドツアーのポイント2つに行けなくなってしまった。
近くで別の場所を探す事も考えたが、禁止になった範囲が広すぎて、これは諦める事にした。
そこで、元々はツアーのオプションとして用意してた、モアナルア・ガーデンとタンタラスをレギュラーにして、回る事にしたのだ。
ホノルルに戻る時間が変わるので、交通状況なども把握しておきたいし、ツアー行程通りの時間で回ってきた。
朝9時にワイキキを出発して、カピオラニ公園を抜け、ダイアモンドヘッドビーチの展望台に車を寄せると、3フィートほどの波が立っていた。

カハラの高級住宅街を抜けて、ワイアラエ・カントリークラブの裏手を走ると、ピンクシャワーが目立っていた。

カラニアナオレ・ハイウェイに出て東に走る。
ココヘッドを超えてハナウマ湾を過ぎ、海沿いの道路を進み、最初はサンディービーチ。

光る砂と、豪快なショアブレイクに乗るボディーサーファーを見て、ハロナ・ブローホールを振り返るが、今日は潮吹きは無し。

少し進んで、ココクレーターの溶岩台地も見て、トイレ休憩。

次はマカプウ岬の展望台に移動して、澄み切ったマカプウビーチと、

ラビットアイランド、さらにはその先のモカプ岬も見ながら、海を渡ってきたトレードウィンドを感じる。

ワイマナロは車内見学だが、タウン内ではまだ道路工事が続いていた。
カネオヘ湾を回って、クアロア公園に向かうと、手前にはツアーバスがたくさん止まっていた。
チャイナマンズ・ハットの前まで行って、残っている木を確認。

カマニには青い実がたくさん付いていた。

ローカルの結婚式もやっていた。

ここからハレイワまで、少し長いドライブになる。
カアアヴァのクラウチング・ライオンと、

カハナ湾のライオンズ・ヘッドでは、後ろの車が途絶えたので、ちょっと停車して写真も撮った。

プナルウ、ハウウラ、ライエ、カフクを走って、ノースショアに回る。
サンセットビーチに波は見えなかったが、人も少なかった。
シャークスコーブからププケアビーチまではアメリカ人のレンタカーが多くて混み合っていた。
スリーテーブルズがチラッと見えた。

ワイメアは凄く混雑している様だった。
ラニアケアビーチにウミガメは見えなかったが、人は多かった。
ただ、渋滞はそれほど酷くなかった。
そしてハレイワに入って、すぐにハレイワビーチを見学。

ここは狭いビーチだが、やっぱりカメが上がってくる事もある。

お手洗いもある。
続いてハレイワ・タウンを抜けて、「ジェニーズ」でシュリンプランチ。
丁度12時頃になるのだが、思っていたほど混雑はしていなかった。
バターガーリックシュリンプを食べた後は、ノースショア・マーケット・プレイスに移動して、1時間休憩。
「ポリネシアン・トレジャーズ」に行くと、何とまた閉まってる!
火曜日は休み、になったようだが、人手不足かなぁ?

パーキングの裏のホワイト&イエロー・シャワーツリーが満開だった。

次は「ドール・プランテーション」

ここでもお客さんをご案内する時の様にバラエティー・ガーデンを回り、ベンチで時間調整していると、すぐ横でゲッコーと目が合った。

ワヒアワの街を抜けてH-2フリーウェイに入り、ホノルルに戻る。
まだ空いている時間だが、飛ばして走る奴が多くて、白バイのネズミ捕りもいた。
H-1フリーウェイに合流して、ハラヴァのジャンクションを過ぎ、レッドヒルを下って、モアナルア・ガーデンに向かうと、なんとゲートが閉まっている!
実はネットで調べても「臨時休業」と出ていて、リノベーションを行っていたらしいのだが、コロナ禍に入ってその後がハッキリしない。
入場料もあるし、実際に行って聞いてみるのが一番早いと思ったのだが、ゲートには閉園している理由も書かれていなかった。
仕方ないので、再びフリーウェイに乗って、タンタラスの丘に向かう。
プナホウのランプで降りてクネクネ道を登っていくと、夜景の展望台には数台のレンタカーがいたが、さらに上のプウ・ウラアカア公園はガランとしていた。
ダイアモンドヘッドを臨む。

パンチボウルの先にはホノルル・エアポート。

ここは風が少しヒンヤリとして気持ちがイイ。
タイミングが良ければ虹が見える場所だが、雨の気配は全くなかった。
そしてワイキキに戻る。
モアナルア・ガーデンがハッキリしないが、一応9時出発で5時過ぎにワイキキに戻るタイムテーブルは出来た。
モアナルア・ガーデンが正式コースになれば入場料は込みにするので、ここの変更は必須だが、ランチも変わるし、やはりツアー料金は見直さないといけない。
1人で車内で基本の説明しながら、工事や下草の剪定でちょっと渋滞になると、おしゃべりのネタを探したが、コロナ禍の事だけでも色々あり過ぎて、どうやったら盛り上がるかなぁ?
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