ハワイのバナナは「アップル・バナナ」と呼ばれる品種で、通常の物よりサイズが小さい。
台湾のモンキー・バナナも小さいが、アップル・バナナは細くない。
熟すのが早く、青いうちに収穫しても、数日で黒くなるので、ハワイから出る事はほとんどない。
青いうちから食べることが出来て、最初は少し歯応えがあって、酸味を感じる事から、確かにリンゴに似た味になり、アップル・バナナと呼ばれる。
ローカルは青いまま食べたり、料理に使う人もいるそうだが、少し部屋に置いておくだけで熟し、そうなると今度は甘みが上がって、柔らかくなる。
私はツアー中にもアップル・バナナの話をする事が多いが、意外と食べた事が無いリピーターもいる。
ハワイとはまるで関係の無いアサイなんかが書かれた日本のガイドブックは、他のマスコミのニュースと同様にいい加減で、まるでハワイ産の様に宣伝された日本から来た人たちだけがチヤホヤしている残念な果物。
ちなみにアサイは、15年ほど前にブラジルのサーファーが持ち込んで以来、ノースのサーファーの間に一時流行ったのがきっかけだが、ハワイでは昨年ようやく栽培実験が成功した程度で、アサイボウルなんてほとんどブラジル産冷凍アサイ。
どこかで利権が動いていそうな話だが、ハワイに来たらやっぱりハワイの果物を食べていただきたい。
今回は忘れらてしまった感のあるアップル・バナナを、熟す程度に解説したい。
まずワイキキのABCストアでも売っている事があるが、ABCストアは店によって品揃えが違い、バナナを置いていない店もあるし、大きなエクアドル産のバナナしか売っていない店もある。
ちょっと小ぶりなのがアップル・バナナである。
真っ青の状態で売っているのも多いが、私は熟れた方が好きなので、若干黄色くなっているのを買ってきた。
一日目:「キャンディ・アップル」と言うのは品種で、キャンディーの様な甘さになる。

三日目:青い部分は無くなった。

四日目:皮が少ししんなりしてくる。

これで普通のバナナと同じ感じの味になる。

五日目:皮が少し黒くなってくる。

六日目:黒いエリアが一気に進む。この時点で店頭からは無くなる。

台所で放置していたからこの状態だが、店にあったらもっと早く痛む。
七日目:黄色い部分が少なくなる。

八日目:全体的に柔らかくなる。

十日目:逆に端が硬くなってくる。

十一日目:裏側はまだ少し黄色かったが、これがマックス。

剥いてみると、皮が薄くなっていて、バナナと言うよりサツマイモのような感じ。

そして断面が若干オレンジ色になる。

この状態ではバナナより数段甘い果物になっている。
黄色くなるまで収穫しないでいると、剥いたらすぐにオレンジ色。
庭で育てている友人なんかがいない限り、なかなかそんな完熟バナナを食べる事は難しいが、いくつでも食べれてしまうほど美味しい。
それでもハワイに着いた初日に一房買っておいて、部屋に放置していれば、最終日にはオレンジ色のバナナが食べれるかも。
ハワイに来てアサイなんて騒いでいると、ロコに笑われる。
ハワイに来たら、ハワイの果物を、たくさん食べて行って欲しい。
ちなみに私は毎日アップル・バナナでスムージーを作って飲んでいる。
オアフ島のツアーはダイアモンドヘッドクラブ!

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