2018年02月06日

STAR WARS:EP 8 「The Last Jedi」




とりあえず映画館で2度見た。

最初は近所のワード。

ここは全席指定でリクライニングが出来て、かなり快適になった。

しかし通常の2D上映だったので、ドールのIMAXか3Dを見ようと思っていたのだが、風邪気味で少し間が空いてしまい、もう2Dしかやって無かった。

最初はあまり情報を仕入れずに見て、2度目はかなり色々な評論や意見を聞いてから見たのだが、良い評判と悪い評判に別れる理由も分かった。


元々SWは宇宙人やロボット、宇宙船など、グッズにしやすいキャラの揃った作品だった。

キャラが多ければ、グッズも増えて、感情移入しやすいので、シリーズ物は特に売りやすい。

この時代に作られたディズニー映画として、商業主義的な思惑が見え見えで、さらに多くの人種を使う事で世界中の人を巻き込んで商売したいと言う根性丸出しの作品だが、
全く別の3部作として、初めてSWに触れる世代にとっては良いのかも知れない。

全てのシーンが美しく、ジョン・ウィリアムスの音楽に、ブラスターやファイターの音が響き渡るのは素晴らしかった。



しかーし、SWには、1970年代から続く歴史がある。

SWのサーガがあり、そこにはSWだけの世界観があり、常識があった。

EP4で、ルーク・スカイウォーカーがタトウィーンで二つの朝日を眺めるシーンは、まさに希望を表し、その後EP6で、成長したルークが仲間たちと帝国を倒す素晴らしい物語だった。

EP1〜3はその帝国の成り立ちと、ルークの父であるダースベイダーことアナキン・スカイウォーカーの物語で、EP4〜6を後から説明する形となった。

さて、新しいEP7〜9は一体どうなるのだろう?

我々の様に最初から劇場で見てきたファンは、色々推理してきた。

EP6までで触れられなかったレイアの力、レイアとハンのその後、ファンコミックなどに出てくるルークの息子など、既に予想されていたキャラクターもあった。

ところが、EP7では新しいキャラが続々と出てきた。

そして我々の多くが期待していたキャラはほとんど活躍しなかった。

ストーリーは3部終わってから評価したいが、キャラクターに不満があるので、キャラ別に意見を述べたい。



・ルーク・スカイウォーカー

EP7では最後30秒しか出番が無かったと言うのは、かなり呆れた。

EP6:「ジェダイの帰還」の最後まで順番に見たら、ルークから始まってもおかしくない話3部作なのに、こんなに隠すのか?と思った。

しかしEP8で重要な役割になるのだろうと期待していた。

まあ、SWの世界観で言ったら、ヨーダの様なマスターとして、弟子を育てる事がわかる。

しかしそれを失敗して、死ぬために孤島に籠っている?と言う設定。

この時点でもう我々の知るルークではない。

ダースベイダーになった父親にも希望を持ってライトサイドに導いたルークが、中途半端なダークサイドにいるだけの甥をなぜ戻せないのか?

フラッシュバックで見せたルークのダークな表情は、今までの我々の夢と希望を打ち砕いてしまったようにも感じた。

なぜあんなルークを見せるのだろう?


レイがやってきてハンの死を知るシーンは、呆気なかった。

一緒に戦ってきた親友の死を知る場面が、あれだけか?

EP7で息子に簡単に殺されてしまったハン・ソロは、レイアとの絡みはあった物の、結局ルークとは同じスクリーンに映らなかった。

一緒に同じ作戦で戦って、共に祝うのがSWのパターンじゃなかったのか?

勝利と栄光のファンファーレでR2や3POと共に最後のシーンを飾ってくれるはずじゃ無かったのか?


最後は幽体離脱してカイロと戦い、マトリクスの様な動きまで見せたが、ここでは死ななかった。

ところが数分後に結局死ぬ。

ここでルークまで死ぬ必要があるのか???

もうスカイウォーカーがいなくなった。

EP7で、ハン・ソロがチューイとファルコン号に久しぶりに入ってきて「We are home」と言うセリフにファンは感動し、
EP8ではルークがファルコン号でR2と再会する場面にこみ上げるのがファンなのである。

もっとルークもハンも見たかった。

新3部作を作って、ルークとハンとレイアが出てるのに意味がわからん。

最後に死んじゃうのは仕方ないけど、二人とも呆気なさ過ぎ。

ストーリーもそうだが、役者の使い方がまず不自然だった。



・レイア・オーガナ

ルークとフォースで繋がっているのは、EP5,6でも出てきたし、EP7でハンの死を感じたのもその力の一部かも知れないが、
アナキン・スカイウォーカーの血を引くレイアには、もっと大きな力があるのだろうと言う推測はあった。

しかしそれが宇宙空間に放り出された後、メリーポピンズの様に移動して、戻ってくると言うのは、かなり白けた。

船に戻ってきたレイアがドアを開けて、誰も宇宙に吸い出される事なく、次の瞬間には担架に乗ってると言うのも、繋がらない。

レイアがEP6以降に一体どんな訓練を受けたのか?

こんなフォースは見た事ないし、納得できるような説明が欲しい。

では、一緒に吹き飛ばされたアクバー提督は救えなかったのか?

いらないキャラが増えた割に、愛着のあるキャラがあっけなく居なくなるのが不満。

レイア事キャリー・フィッシャーは昨年他界されたが、EP9でも出てくるらしいが、どうなるのかな?



・レイ

EP7で初めて出てきたキャラクターだが、新しい3部作の主役の扱いである。

肉親との葛藤を描いてきたシリーズだけに、レイの出自が気になっていたが、結局酒飲みの両親に売り飛ばされたと言う事になっているだけ。

つまり今のところ血筋は関係が無い。

過去のジェダイは幼いころから訓練を受けたが、アナキンでさえ成長し過ぎていると、一度はトレーニングを受ける事を否定された。

ルークはさらに年上でオビ・ワンやヨーダのレッスンを受けたが、それでもちゃんとジェダイマスターになれた。

レイはルークのレッスンを受けるのかと思ったら、最初からルークも怖がる潜在能力を持っていた?

ルークの父親のアナキンは、キリストの様に父親がいない。

ミディクロリアンが作った生命なのかもしれないが、レイはいったい何者なのか?

普通の女の子が覚醒しちゃったのか?


カイロ・レンとはスペースSkypeの様な会話が出来ちゃったりするが、これは二人だけの世界なの?

過去にジェダイがこんな事してたか?

カイロを改心させようとするシーンは、ルークがダーズベイダーを説得しているシーンを思い出させるが、レイとカイロは親子でも何でもない。

この二人の関係がハッキリしないままでは、見ている物の判断は付かない。

カイロがスノークを殺して、護衛隊と戦うシーンは、ビジュアル的には美しかったが、戦闘シーンとしては舞台のチャンバラ以上の物は無かった。

何しろ、ルークの様に挫折も敗北も経験していないレイが、ルークやスノークにトレーニングされたカイロと互角と言うのが、そもそも納得できないし、
挫折も敗北も経験していないヒロインに共感が持てない。



・カイロ・レン

「フォースの覚醒」で出てきたカイロ・レンは、レイアとハンの息子と言う事で、これは面白かった。

カイロ・レンを演じるアダム・ドライバーが、悪役としては迫力に欠けると言う話を聞くが、私は新キャラの中では一番SWの主流を行っている気がする。

つまり最終的にはライト・サイドに戻るのだと思う。

では誰と戦うのか?

スノークも死んでしまったし、ファズマも死んだし、後は間抜けなハックスしかいないが、EP9では、「クーデターでカイロを追い出したハックスがファーストオーダーを率いて、レイとカイロと戦う」のかも。

しかし無抵抗の父親を殺し、老人や村人を平気で皆殺しにするモンスターではある。

結局お互いにパワーアップしてレイと戦って死ぬのかな?


ダースベイダーの様に、シンボルだったマスクは、スノークに下らないと言われて壊してしまう。

レン騎士団も出てこなかったし、EP7との繋がりが不自然。



・スノーク

EP6から30年後の世界で、あれだけ大勢力だった帝国が無くなり、すぐにまた巨大な悪の組織が出来上がっている設定が、そもそもおかしいが、
ファースト・オーダーもストーム・トルゥーパーを使っている事から、帝国の残党だと考えられる。

しかしデススターの何倍も大きなスターキラーベースを作ってしまう経済力や技術力は一体どこから来たのか?

スプリームリーダーのスノークがその謎を解決する全てだったが、結局何者かも良く分からないまま、死んでしまった。

善と悪の戦いでは、悪い奴が徹底的に悪いほど、善に感情移入出来て、勝利の喜びが膨らむ。

一体どの時代から生きてて、何をしてきたのか?

ダース・シディアスのマスターだったダース・プレイガスではないかと言う説もあったが、ダースベイダーもエンペラーもいないファーストオーダーで、最も不気味なスノークもいなくなってしまった。

ハン・ソロの息子のカイロがリーダーになっても、間抜けなハックスがなっても、エンペラーの様な怖さは無い。



・ハックス

過去のSW作品でもジョークは出てきた。

しかし今回は多過ぎ。

レイがフォースで引き寄せようとしたライトセーバーを、スノークが操ってレイの後頭部にぶつけるシーンは、
緊張感のあるシーンを一瞬白けさせた。

Xウィングに乗ったポーがハックスをおちょくるシーンは、まあ面白かった。

しかしいきなり現れたホログラムのスノークに引きずり倒されたり、ハックスはとことんダメなキャラとして描かれた。

ファーストオーダーが、何故ハックスを上級の役職に就かせたのか?

どんな実績があったのか、どんな能力があるのかが不明のまま。



・キャプテン・ファズマ

出番は少ない割に、人気の高いキャラで、グッズの売り上げも上位だそうだ。

メタルのアーマーは独特でカッコイイが、ブラスターも弾くと言う設定。

こんな物があるなら、他のストームトルゥーパーもこれを着せたら良いのでは??

フィンとの戦いの場面では、最後に銃を出す武器の出方がおかしいが、
そもそも爆発前までフィンのすぐ前にいたファズマが、直後に大分先から無傷で隊列を組んで歩いてくるカットのずれが酷い。

ファズマはボバ・フェットの様なキャラになるのかと思ったが、フィンの代わりに裏切者にしたら面白かったのに。



・フィン

SWも他のアメリカ映画の例に漏れず、ロマンスが必ずあった。

新3部作ではレイとフィンがどのような関係に発展するのか期待していた。

勿論レイとは、カイロ、ポーなどと言う男性キャラと、どの様な仲になるのかも興味があった。

ところがローズなんて言う新キャラが出てきて、混乱させた。

塩の星クレイトで大砲に突っ込んでいくフィンの姿は、美しかった。

ファーストオーダーに育てられ、人殺しに訓練され、それが間違った事だと気付いて、裏切り、レジスタンスに加わって、
新しい仲間を救うために神風特攻するシーンは、自己犠牲を表す良い場面だった。

インデペンデンスデイを思い起こさせた。

ところがそれをローズがぶち壊す。

ファインはこれからどうなるのか?



・ポー・ダメロン

新シリーズのハン・ソロとして期待していたが、どうやら設定ではLGBTなのだそうだ。

人種だけでなく、性的思考にまで気を配らなければいけない今のハリウッドの映画の営業戦略とは一体何なのだろう?

エース・パイロットとしての活躍は凄いが、実はポーにもフォースがあったりして。



・ローズ

この話で一番不要に思ったキャラ。

爆撃機で死んだ姉の話も要らない。

大体過去のSWでは、爆撃はYウィングがやっていたのに、見た事も無い巨大爆撃機が出てきて、
しかも動きがのろく、弱すぎ。

大量に積んだ爆弾は、宇宙空間で重力を頼りに投下している不自然さ。

長い映画だったが、ルークをもっと出して、こんな場面はカットするべきだった。

フィンを助けたなら、せめて死んでほしかった。



・ホルドー

やっぱり彼女が最も不要なキャラだったかもしれない。

パープル・ヘアーのおばさん。

レイアの後に皆を混乱させて、同志撃ちまで引き起こしたイライラキャラ。

レジスタンスの生死をかけた状況であのワードローブはまず不思議だったが、最後に見せる自己犠牲は全く不可解。

どうしてここでオートパイロットが出てこないの?どうして操縦ドロイドが出てこないの?

すぐ目視できる星へ逃げる作戦があるなら、最初からそこにワープで出てくればいいのに、状況設定にも無理があったが、
逃げ出したシャトル船が次々と攻撃されてからようやく神風攻撃に出る。

ファーストオーダーの船団に向かってハイパースペースにジャンプすると、大きなスノークの船も、多くのスターデストロイヤーも一瞬でズタズタに。

シーンは綺麗で、サイレンスから爆発音が響く演出も良かったが、ちょっと待てよ。

輸送船一台がハイパースペースにジャンプするだけ、であれだけの破壊力があるのなら、
今までスーパースターデストロイヤーやデススターに何故使わなかった??

イオン砲やハンマーヘッドなんか使って強引に巨大船を避けたり動かしたりしていたのに、SWの世界のルールが変わってしまった・・・。



・DJ

怪しいキャラだが、コードブレイカーなんて言う設定も、関東カジノも、要らなかったと思う。

当然DJは要らない。

このままだとEP9で出てきそうな感じもするが、やはりキャラクターが多過ぎ。

カジノは、酒場の様な混沌とは違って、猥雑さを感じたが、なんだか無理がある。

武器商人で金儲けした人が集まっているのはわかるが、一般市民であり、そこを大破壊するフィンとローズは、
駐車違反者ではなく、視点を変えるとテロリストにしか見えない。

馬小屋の子供たちは奴隷なのか?

アウターリムのタトゥイーンでも無いし、それこそドロイドがやれる仕事を子供にやらせるのは、悪い奴のイメージをカジノの客や経営者に刷り込む印象操作で、
SWの世界観ではない。



・馬小屋の子供

最後の場面でフォースを使って箒を引き寄せた少年。

過去のスターウォーズのエンディングには、あんな訳のわからない物は無かった。

結局また新しいキャラが出てきた事になる。



・BB8

スロットマシンに間違われて、投入されたコインを投げつけたり、頭を使って配線を叩いて直したり、
AT-STを操縦したり、ジョークもここまで来ると、子供だまし。

やっぱりR2D2とは全く違う。



・チューバッカ

ルークとの再会場面と、ポーグ丸焼きにして食べる場面しか印象が無い。

しかしハン・ソロだけでなく、レイアやルークも、ずっと一緒に戦ってきた仲間であり、ハン・ソロ亡き後は、せめてチューイをもっと使って欲しかった。




・ポーグ

最初はイーウォークやジャージャー並みのウザいキャラだと思っていたが、なんかカワイイ。



・ラデス

アクバー提督の代わりに戦いを指揮したが、アクバーでいいじゃん。

要らないキャラの一つ。



・ヨーダ

CG版ではなく、パペット版だったのは良かった。

幽体で現れて、雷を操作する力まであるのは凄かったが、ルークがこんな状態になる前に助ける事は出来なかったのか?



・マズ・カナタ

女性版のヨーダみたいな存在になるのかと思っていたが、何処か知らない場所で戦闘中にホログラムで現れただけ。

最後に生き残ったのがレジスタンスの残りと言う事だったが、どこにいるのか?




・R2-D2

EP7ではルークよりも出番が少なかったが、今度も活躍せず。

最初に宇宙から始まり、最後にR2で終わるのがSWのパターンで、ずっと活躍しているヒーローなのに、やっぱりおかしい。




EP7のJJエイブラムスから、EP8はライアン・ジョンソンに変わり、EP9はまた違う監督の予定が、またJJになった。

JJが作りかけた新3部作の世界を、ライアン・ジョンソンが壊し、それをまたJJがどう最後に持っていくのかと言う難しい話。

JJも随分世界観を変えてしまったが、それでもルールを守ってSWの世界を継いできた。

しかし今回は監督が変わったために、新しいキャラクターもストーリーも引継ぎが出来ないまま、さらに新キャラが出てきて、話の整合性が取れず、なんだかオリジナルを誰も見ていないんじゃないかとさえ思ってしまう。

「ローグ・ワン」はとても良かった。

EP4の直前の世界を描き、EP4をさらに引き立てる映画で、やはりSWはEP4が原点なんだと良く感じた。

しかし新しい3部作は大分違った方向に向かっている気がする。



今後ハン・ソロの話や、オビ・ワン・ケノービの話が公開予定で、これは楽しみなのだが、EP9の後に、EP10〜12のさらに新しいSWが計画されている。

ジョージ・ルーカスが一番最初に企画したのは9部作で、4,5,6を作った後に、1〜3、そして最後に7〜9と言う製作順は合っている。

つまりEP10以降はディズニーが金儲けの為にやってる企画。

だが、面白ければ何を作ってもファンは喜ぶだろう。

しかし、EP7で話を脱線させたまま、作家と監督が変わり、無責任な展開をしてしまった。


EP10〜12の監督候補がライアン・ジョンソンだったのだが、どうやらこれは外されるようだ。

最後に出てきた馬小屋の子供がフォースで箒を引き寄せるシーンは、そのEP10からの布石ではないかとも言われていた。


ジョージ・ルーカスの手を離れ、もう既に別のサーガに感じてしまうのは当然かもしれない。

スタートレックの様に、ジェネレーションを変えてこれから永遠に続くのかも知れないが、EP1〜6+「ローグ・ワン」が私のSWかも知れない。


今回はお決まりのセリフ「I have a bad feeling about this」が無かった。

BB8が言ったそうだが、わからないセリフで観客が喜ぶわけがない

まさに我々が途中から感じていた気持ちが「I have a bad feeling about this」だった。



モヤモヤ感が抜けずに、またEP1から見始めた。

ハン・ソロの話が5月に公開されるので、それまでにEP6まで見直したい。



今回はご意見合ったら書き込んでください。








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posted by じゅにーK at 10:39| ホノルル ☀| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする