これはタクシーの代わりとなるシステムで、登録した一般人がドライバーとなり、自分の車を使って客を運ぶ物。

実はアメリカ本土で数回事件があって、私はあまり気にしていなかったのだが、Uberはハワイにもちゃんとあり、友人が使っていたので聞いてみると、とにかく値段が安くて便利だと言う。
メンバーを紹介すると、紹介した方もされた方も30ドルのクレジットが付くと言うので、紹介してもらった。
今年の正月にワイキキからカラオケの呼び出しがあり、既に酔っていたので車は運転出来ず、バスを待つのも面倒だったので、結局タクシーを呼んだのだが、やはりチップを入れると15〜20ドル位になってしまう。
Uberなら半額だと言うので、先日初めて試してみた。
家からだとワイキキよりも少し近い、マジックアイランドまで、7ドルだった。
まさに半額なのだが、凄いのは値段だけではない。
配車確定の時点で、料金の精算が済んでいるので、降りる時に支払いの必要はない。
さらにチップも混みの値段なので、計算もいらないのだ。
着いたら「Thank you!」でお終い。
利用者はスマホにアプリを入れて、クレジットカードを登録し、メンバーとなる。
そして、行きたい場所を入力すると、GPSで現在位置から目的地までの地図が出て、料金が表示される。
料金は幾つか種類があって、車の車種によってランクがある。
ランクを選んで、配車を確定させると、近所にいるドライバーを探し始め、ドライバー側には客の情報が届く。
ここで表示されるのは、ドライバーの名前と顔写真、さらに実際の車の車種とライセンス番号まで出る。
地図には現在その車がどこにいるかと、到着予定時間も出て、すぐ近くになったら目の前を通る車を見つけるだけ。
一応ホノルルの都会なので、家でタクシーを呼ぶと、5分から10分で必ず来るが、Uberはさらに短い。
既に7〜8回は利用しているが、家で呼べば3分以内にはやってくるので、配車のシステムが良いのだろう。
実際に配車の確定前にも、地図上で近くに居るUberがわかるので、予想も付く。
知らない人の車と言うのも怖い気がしたが、タクシーと同様に登録されて、何しろ名前も車のナンバーも最初っから分かってるし、基本的に悪い事すればバレる。
これは利用する方も登録をしているので、知らない人の車だからと言って、乱暴に扱ったりはしない。
実際、目的地に着くと、スマホにドライバーの評価をする画面が出てくる。
5つある星で評価するのだが、細かく、例えば車内の綺麗さとか会話とかでも点数を付けられるようになっている。
だから、利用したすべてのドライバーがとてもフレンドリーだったし、携帯電話の充電サービスや、ボトルウォーターまで置いている車もあった。
逆にドライバーは客の評価もするそうだ。
お互い評価されれば、自然と良い雰囲気でのドライブとなる。
最初に乗ったUberドライバーは、昼間はスキューバダイビングの仕事をしているのだそうだ。
米本土でそこそこ大きな企業のCEOをしていたが、ストレスが溜まり過ぎて、ハワイに移住して、海の仕事についたが、Uberは飲酒運転を減らすためにやっているのだそうだ。
Uberをフルタイムの仕事にしているドライバーもいた。
実際タクシーと稼ぎは変わらないと言っていたが、ホノルル市内だと、お客さんを下ろしてから、次の依頼が来るまでが3分以内だそうだ。
これはタクシーより短いらしい。
さらに上司がいる訳でもなく、自分のスケジュールで早上がりしたり、休んだりが出来るので、タクシーよりイイらしい。
女性のドライバーもいた。
一人は、ヒュンダイのセダンで現れた幼稚園の先生だった。
昼間は子供ばっかりだから、夜は大人と会話をするためにやってると言っていた。
また、昼間は子育てで、夕方旦那さんが仕事から戻ると、子供を渡してUberをやっていると言う女性もいたが、ポンティアックのSUVで来た彼女はドライブが好きなんだそうだ。
昼間は海軍で働いてるって言うのもいたし、レストランのオーナーと言うのもいた。
本当に色々な人がいて、いつからUberやってるの?から始まり、フルタイムかパートタイムか?パートなら他に何をやってるのか?と言う会話だけでも、楽しめる。
一応10年以内の車と言う制限はあるそうだが、車があれば誰でもドライバーの登録が出来るようで、利用者登録している私にも、「Uberドライバーになりませんか?」と言うメールがよく来る。
ワイキキまで行く時は一番安いクラスを頼むが、随分走ってる感じの車が来る時もあれば、新車に近い時もあった。
先日友人と一緒に家から近い店までお願いする事になった時は、デラックスを呼んでみようと言う事になり、その時は黒塗りのベンツがやってきた。
乗車後は登録のEメールアドレスに領収書が送られているし、忘れ物などの場合も、アプリを通じてすぐにその車を探して、ドライバーと連絡を取る事が出来る。
逆に酔っ払いが車を汚してしまったなんて言う場合は、規定によって、利用者のクレジットカードから150ドル徴収されることになっているそうだ。
スマホにアプリを入れると、すぐに日本語になる。
つまり日本語バージョンが既にあるのだが、日本ではまだまだ知らない人が多い。
日本ではタクシー業界が認めてくれないかもしれないが、先日は初ハワイのお客さんがUberでワイキキからドール・プランテーションまで行ったと言う話を聞いた。
知る人ぞ知る世界なのかと思ったが、一部では始まっているらしい。
・Uber Japan
ハワイでもやはり、タクシー業界から反発があったのだが、結局はOKとなり、このままじゃタクシー潰れるかも知れない。
一応、タクシーしか止まれない様な場所には止まれないし、出発地から目的地までの間に寄り道も出来ないそうだ。
何しろ、利用者にとっては、物凄く便利。
一々チップの計算しなくていいだけで、酒飲みの大きな味方。
しかも安くてフレンドリーと来たら、使わない手は無い。
今週末はカラオケパーティーの予定なので、また使いたい。
オアフ島のツアーはダイアモンドヘッドクラブ!

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