2016年08月16日

雑感:2016夏

オリンピックの年は観光客が少ない傾向があったが、今年は新しく出来た「山の日」の効果か、お盆休みのお客さんが多かった。

さて、ゴールデン・ウィーク前から6月一杯は、仕事も順調に入り、公私に忙しかったのだが、実は7月から8月前半は悪夢のような日が多かった・・・。


まず、奥歯がいきなり折れた。

1000ドル以上するべニアだが、日本にいた時から神経を抜いていて、色々トラブルのあった歯だった。

その後もこの10年で歯根が2度も炎症を起こして、その都度ドリルで穴を開けられ、最近少しグラグラしているなと思ったら、ポッキリと折れてしまったのだ。

歯を入れてくれた、今はセミリタイアしているDr.クロスに会いに行くと、インプラントなら5000ドル、ブリッジでも3000ドルすると言われ、落ち込んだ。

とりあえず残っている歯根を抜かなくてはならないと言う事で、口腔外科の先生を紹介してもらった。

軽い気持ちでいたが、8時間前からは水も飲んではいけないと言う大袈裟な注意が来て、少しビビッてきた。

帰りは車の運転は出来ないとも言われ、大人の付き添いが必要との事だったが、家からは歩いて行けるカヘカのビルだったので徒歩で向かうと、片言の日本語を話す日系人の先生で、全く痛みを感じる事なくあっという間に終了。

しかし数時間は出血が止まらず、血の嫌いな私はそれだけでも鬱だった。

ブリッジは日本で作ると3〜4万円と言う事もわかったが、その為には2週間の滞在が必要らしい。

3000ドルあれば日本にも帰れる。

若干の不便はあるが、奥歯なので全く目立たないし、これは一時保留にして、次の帰国のタイミングまで待つ事にした。


その次は、愛車「太郎3世」が車上荒らしに遭った。

2011年に替えてから、実はもう4度目。

今回も含め、うち3回は自宅アパートの駐車場。

私の車は派手なので、外ではイタズラされる事は滅多に無いのだが、アパートの駐車場はセキュリティーが甘く、また地下にあってアラームが鳴っても聞こえないので、夜中や早朝にやられるのだ。

以前はアンテナを盗まれたり、ガスタンクのドアをこじ開けられたりだったが、今回はドライバー側の窓ガラスが割られた。

実はこの日はトヨタの工場にメンテナンスに行く予定で、家で準備をしていると、隣に車を止めているハリーがやって来て「おまえの車、ガラス割られてるぞ〜!」と、教えてくれた。

とりあえず運転席に散乱したガラスを退かして、トヨタに持って行くと、係りの兄ちゃんも驚いていたが、ついでにガラスも入れてもらえないかと聞いてみた。

メインランドに注文するので2週間はかかると言われ、近所のリペアショップの方が早いかも知れないとの事で、以前サイドミラーの修理をお願いした事のある、ワードの「エース」に持って行くと、なんと丁度在庫があるとの事。

しかしこの日すぐにと言う訳にはいかず、週末だったので、2日間は窓ガラスが無い。

当然この状況でツアーは出来ず、代車も探したが、急な事で見つからず、一日仕事がキャンセルになってしまった。

週明けにショップに持って行き、受付の日系人のアンティーに、以前利用したことを告げると、なんだか色々ディスカウントしてくれたのだが、300ドル近くは飛んで行った。


車上荒らしの実害は、まず懐中電灯二つ。

一つは貰い物で、もう一つは5ドルほどの物だったので、大した事は無かったが、もう一つ、iPodとして使っていた古いiPhone4Sが持って行かれた。

普段は見えないように隠していたが、この時は多分少し見えていたのではないだろうか。

iPodはツアー中のBGMに必要なので、まずはさらに古いiPhone3を使ってみたが、3回ほどツアーで使ったらいきなり電源が入らなくなり、死亡。

結局「ベストバイ」で150ドルのiPod・NANOを購入する事になった。

これはこれで、小さいのに多機能で使いやすいが、結局出費になった。


車上荒らしが小銭に手を付けていなかったのには驚いたが、運転中の腰を守るために使っている、小さな低反発枕のカバーが剥がされて、外に投げ出されていた。

状況を推測するとちょっと笑えてしまうのだが、何か隠していると思ったのだろう。

細かく割れたガラスの掃除も大変だったが、何も対処してくれない大家には一応レポートだけして、今回はアパートのマネジャーに相談して駐車スペースを変えてもらった。

やや狭くなったのだが、人目に付きやすい場所で、まあ苦肉の策。


車はその後、オイルチェンジに行ったら、ブレーキパッドの交換が必要と言われ、100ドルほどで済む予定が1000ドル以上かかった事もあった。

まあ、これは避けられない出費だが、重なるとやっぱり痛い。


そして次はパソコンが動かなくなった。

もう本当にツイていない時は、とことんツキが無いと思ったのだが、やはりまず「ベストバイ」に見に行った。

最低でも400ドルほどの出費になると思ったのだが、なんだか気が乗らずに、そのまま家に帰り、中の掃除をしてみる事にしたのだ。

前のパソコンも中に埃が溜まってファンが動かなくなり、温度センサーが反応して動かなくなったことがあったので、徹底的に掃除をすると、なんと動き始めた。

数カ月前にウィンドウズ8からウィンドウズ10への無償アップグレードをしてから、何しろ遅くなって、言う事を聞かなくなったパソコンだが、これは今のところまだ動き続けている。


その後はやたらと怪我をするようになった。

元々生傷は絶えないのだが、いつの間にか腕がサックリ切れて血が出ていたり、指先から血が吹いていたり、そして最後にピットブルに襲われた。

仕事の後にポケ丼を買いに行って、車に戻る途中、歩道で立ち話をしていたローカルのピットブルがいきなり私に飛び掛かってきた。

飼い主が慌ててリーシュを引いたが、前足を掛けられ、脛を負傷。

飼い主は謝るでもなく、ササッといなくなってしまった。

私は犬も猫も好きだが、ピットブルだけは大嫌いになった。

やっぱりあれは「襲う」ために作られた品種で、フレンドリーとは言えない。


警察を呼ぶことも考えたが、実はその頃から体調が今ひとつで、夏風邪のような状態が続いていた。

熱が出た訳ではないが、喉が痛くて、ゼイゼイとした咳が出ていた。

この日も帰ってポケ丼食べて、早く寝ようと思っていたくらいで、かなり弱っていたのだ。

サッサといなくなった飼い主に腹を立てながらも、家に帰ると、現場では気付かなかったのだが、後で流血していて驚いた。

噛まれた訳ではなく、足で引っ掻かれた感じなので、自分で消毒して手当てした。

夏風邪はズルズルと3週間くらいは続いた。

その間にもツアーはあったし、カラオケが2回あったりで、なかなか治らなくて辛かった。


「サムズクラブ」のエレベーターに閉じ込められたなんて言う事件もあった。

まあ既にこんな物は可愛い範囲。

一緒に乗り合わせた白人のオヤジがずっと喚いていた事の方が怖かった。


そしてツアーは7月はやや暇だったが、月末から忙しくなった。

異常気象で雨が多く、一度ナイトツアーが流れた事もあった。

この晩は結局降らなかったのだが、「洪水注意報」が出ていて、雨の予報を出している所が多く、外れた天気予報に振り回された結果だった。



まあ独立記念日の花火や、隣のお寺のボンダンスは一人で家から見ていたが、上記のカラオケや、友人との会食があったり、楽しい時間も少しはあった。

ムーンボーは5月から3カ月連続で観測の記録が続いている。

しかし、経済的、肉体的、精神的にはボロボロになった。

オリンピックも日本からのニュースでは、連日日本人選手の活躍が聞こえてくるが、アメリカでは当然アメリカ人選手の強い種目ばかりが放映され、やっぱり物足りない。


ここまで落ち込めば、後は上がるしかない。

終戦記念日にこの様に思い、頑張る決意を新たにした。





オアフ島のツアーはダイアモンドヘッドクラブ!

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posted by じゅにーK at 14:19| ホノルル ☀| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする