冬場、ノースショアの海岸には大きな波が寄せ、世界中のプロサーファーのメッカとなるのだが、毎週の様にサーフィンの大会が開催されている。
ノースショアでは一度に二カ所での開催が禁止されているので、サンセットビーチ、エフカイビーチ(バンザイ・パイプライン)、そしてハレイワ・アリイビーチでの、トリプル・クラウンと呼ばれる三大大会を始め、他でも多くの大会が毎年行われる。
サンセットでは20〜30フィートほどに上がった豪快な波に挑み、バンザイ・パイプラインでは、名物のチューブライド、ハレイワはサイズよりも綺麗な波でポイントの近い大会なのだが、ワイメアの「エディー杯」こと、「エディー・アイカウ・ビッグ・ウェーブ・コンテスト」は、30フィート以上のビッグ・ウェーブで戦う。
ワイメアは普段はショアブレイクがあるくらいで、大波が来た時だけ、セント・ピータース教会の先に綺麗な波が出る。
かつては「ビッグ・ウェンズデー」や、「ポイント・ブレイク」などの映画で大波のシーンが撮影された場所でもある。
大会期間中にそのサイズの波が上がらなければ中止。
1984年以来、まだ8回しか開かれていない大会だった。
エル・ニーニョのきつい今年は、ビッグ・ウェーブの出る予想がされていて、実際にノースは何度か大波に洗われている。
先々週は一度、開催可能なサイズになるかもしれないと言う事で、既に多くの見物客など集まったのだが、朝の時点では波が小さく中止になっていた。
最後に開催されたのは2009年。
サーファーでなくても、ハワイ中が気になっている感じだった。
私がダックのバイトで早朝に家を出た時は、まだ開始が決定されていなかったが、昼前に仕事が終わると9回目の開催を知り、家に帰ってWorld Surf League(WSL)のネットの実況を見ていた。
・World Surf League(WSL)
日本人のWakita選手も頑張ったし、ケリー・スレーターもまだまだ頑張ってるし、この大会で引退すると言っているエディの弟、クライド・アイカウも40フィートを越えた大波に果敢に挑んでいた。
結果はロコボーイの最年少、若干23歳のジョン・ジョン・フローレンスが優勝。
小技が得意な選手だと思っていたが、ビッグ・ウェーブサーファーの仲間入りをした。
・ハワイ・ニュース・ナウのビデオと写真。
ライディングも凄かったが、実際にはワイプ・アウトの方がヤバかった。
これを集めたクリップがネットにまだ無いので、リンクが出来ないが、ビルの4階くらいの高さから真っ逆さまに落ちて、そのまま巨大洗濯機にグルグル巻かれるのを想像するだけで恐ろしい。
実際には大けがをする人も無く、観客などにも事故は無く、大会は大成功の様だった。
集まった観客は1万5千人だそうで、渋滞の様子などはこちら。
・ハワイ・ニュース・ナウのビデオ
これは、今日ここを通るツアーだったら大変だったろうなぁ。
オアフ島のツアーはダイアモンドヘッドクラブ!
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