インターネットの無い世界は考えられない今、SNSでは容易に多くの人と交流が出来るようになった。
インターネットは私のビジネスを根本から変えるきっかけともなったが、ただお客さんと言うだけではなく、ハワイと日本との地理的・時間的距離を感じさせずに、簡単にしかもほぼ無料で交信が出来るようになったために、人との繋がりを発展させるのに貢献してきた。
ハワイと日本と言う事だけではなく、インターネットは世界中で地理的・時間的制約に縛られずに他人と交流する事を可能にした。
しかし所詮はヴァーチャルな世界。
会った事の無い、地球の裏側のペンパルと自筆で文通している方が、まだ本人を感じて現実に近いと言う気もする。
まあ、チャットなんかは、世界中に瞬時に繋がっている感じはする。
Eメールは通信の大きな手段として、個々を繋ぐツールとして、今や生活に欠かせない物となっているが、全くの他人が集まるSNSは、新聞の趣味の欄に投稿している仲間の集まりとさほど変わりはないのかも知れない。
SNSでは、やろうと思えば、いくらでも自分を偽る事が可能な代わりに、現れる他人の書いてる事も、偽りの可能性がある。
ここは一番ベーシックな部分で、もちろんペンパルだって、趣味の仲間だって、嘘ついてる可能性はある。
人間はどこかで一線を引いて、自分の正直さと、他人をある程度は信じるようになっている訳だ。
でも今のネット社会は、実際には詐欺師がたくさんいる世界。
最初mixiを始めた時は、基本的に会った事が無い人はマイミク(友達)には入れないようにしてきた。
マイミクが100人になるのに数年かかったが、会った事のある人同士で、趣味の話をしたり、ハワイの話をしたり、または在住者同士で鍋会の話をするのに役に立った。
フェイスブックは、ハワイ系の日本のグループに入るためだったし、ブログの転載にも使うつもりだったので、面識が無くてもハワイ好きと言う方は基本的に申請を受け入れているが、私同様面識のない人からの申請は受けない人もいるし、やたらと「友達」を増やしたくないと言う人もいるので、こちらから申請する事はほとんどない。
お客さんには、フェイスブックのアカウントがある事や、ダイアモンドヘッドクラブのページがある事はお知らせしているが、こちらから勝手に「友達」申請する事も無い。
だが、最初の2年では、平均するとほぼ毎日一人は「友達」が増え、その後さすがにペースは落ちた物の、3年半ほどになった最近、とうとう1000人を超えていた。
「100%承認します!友達増やす会」とか、「フェイスブック友達5000人の会」とか、一番詐欺に遭い易い人達と、詐欺師の集まりのようなグループなどは一切使っていないし、もちろん申請が来た場合には、まともな人物かどうかのチェックは一応する。
で、一応数えてみた。
現在1030人ほどになっているが、実際に面識があるのは400人ほど。
勿論元々友人だったり、フェイスブックを通じて交流が復活した小・中・高校の級友たちや、元同僚や仕事仲間までいる。
お客さんがフェイスブックの「友達」になってくれる事は多いが、フェイスブック友達からお客さんとしてツアーに参加してくれて、ヴァーチャルからリアルの世界での付き合いに発展していくのは素晴らしいと思う。
3年半ほどだが、多くの元ヴァーチャル・フレンドが、実際に私のツアーを見てくれた。
最終的には、面識のある友人だけで1000人になったらイイなぁと思う。
フェイスブック上でのヴァーチャルな「友達」を、実際の友人と勘違いするのは恐ろしい。
しかし、顔写真だけでなく、家族や仕事場、友人などの写真も公開し、住んでいる所や、行った事のある場所、さらに趣味まで知る事が出来れば、その情報量から実際の友人か時にはそれ以上の親近感を持ち、感情移入をする事も出来る。
上がる記事を読めば、ドラマのキャラクターと変わらない様な親近感を感じる事も出来る。
だが、普通はそのヴァーチャル・フレンドと、実際には会えないかもしれないし、会おうとも思わないかもしれない。
私は学生時代に地方のペンパルがいたが、離れていたし、会えるとは思っていなかった。
でも会ってみたいなと言う気持ちはあった。
これは人間の本質だと思う。
私の方からフェイスブックで友達申請した、面識の無い方は、何か興味を持ったからで、いつか実際に会ってみたいと思っている。
または、会えたらイイなぁと思う。
だから私に友達申請をしてくれた、特に日本の人は、「ハワイ」と言うキーワードで繋がっている事が多いので、ハワイに行ったらいつか私と会いたいと思ってくれているのかなと考えてしまうのだが、普通は例え遠方のヴァーチャル・フレンドがやって来ても、必ず会えるとは限らない。
会う事自体が目的でやって来たのでなければ、相手の生活や都合も考え、それこそ気を使ってしまうかもしれない。
しかも私の様な自営業者の場合は、スケジュールも不規則で、急に仕事が入る場合もある。
でも自分でツアーの案内をしているので、予約さえ入れてくれれば実は簡単に会える。
まあワイキキなどで路面店を構えているような人には負けるが、一日一緒に島を回りながら過ごすことだって出来る。
つまり、初めてリアルワールドで会った人でも、一日でかなり仲良くなる事がある。
そして、これからずっと応援してくれると言う方たちに出会う。
どういう仕事をしているかは、男にとって重要なポイント。
やはりそこを見てもらう事によって、初めて本当に最も近い自分を知ってもらえると思う。
2〜3度目にはツアー以外で食事に行ったり、私が日本に帰った時にオフ会を開いた事もあった。
一度ツアーに参加して、そこから常連さんになってくれる方もいれば、仕事の部分よりも、プライベートな部分で付き合いが進む人もいる。
現実の私と会って、話をして、私の企画したツアーを体験して、本当のハワイを理解してもらえる人が、一人でもいれば、そこから口コミやご紹介で、お客さんの輪が広がっていくと思っている。
だが、実際にはインターネットのSNSなどは、知り合うきっかけにはなっても、ほとんどの人は仮想現実の世界からなかなか出てきてはくれない。
所詮ヴァーチャルな関係だから、リアルにする必要はないと思うのか、私以上にネット社会や面識のない人に警戒をしているのか。
ただ、フェイスブックは情報をタダで仕入れるだけの場所と言う考えで、「友達」はその為のタグ付け的な感覚なら、あまり意味のある「友達」とは言えず、「フォロー」だけで十分だと私は思っている。
勿論しょっちゅうハワイに遊びに来れる方ばかりではないし、中には日本での生活に追われてしまって、ハワイはまだ遠いと言う方もいる。
日本でブログを読んで、ハワイの風を感じているだけと言う方も少なくない。
ビジネス使用のダイアモンドヘッドクラブのページは、本当は大きくしてネットビジネスに活用したいと思っているが、個人のページはやはり最終的には、面識のある人と、会いたい人だけを「友達」としたいと思っている。
数ではなく内容にする為に。
6月には誕生日のメッセージが300も来て、一つ一つに簡単な返事をしただけで、丸一日かかってしまった。
一度に多くの人にメッセージを届けられるのがSNSの良いところだと思い直せば、これはやっぱり無駄な行動だったかもしれない。
普段はコメントに対して、決して日本的な丁寧なお返しをしているとは思って無く、寧ろぶっきら棒な事が多いが、日記の転載などについては写真だけ見て記事を見ないでコメントしている感があったり、主語がわからなくて意味が良く分からない物とか、「ん〜〜」と考えてしまう物は、サラッと流すようにしている。
この日記の本体に付いては、コメントはもうほとんど無い。
15年もやってて、最近は毎日250〜350ほどのビジターがいるのに、コメントが付かないって言うのも、筆者の性格を物語っている気がする。
面識のある方たちは、直接話を聞きたいと言ってくれる。
それで盛り上がれるのが面白い。
フェイスブックは、普段は朝にチラッとメッセージなどのチェックをして、帰宅後に夕方と夜の2回は「ホーム」に行き、上がってくる「友達」の記事を幾つか見る。
1000人も「友達」がいれば、すぐに「+20件」の表示がすぐに出るが、全部読める訳もないので、その時上がっていた新しい記事だけになる。
記事自体が面白かったり、リンクが面白ければ、「イイね」はするが、「友達」と言うだけでは押さないし、挨拶だけみたいなメッセージも書かない。
だが、あまりグループ付けした場所には行かないで、ホームにランダムに出てくる記事を見るのが好き。
FBのアプリはほとんど信用していない。
自己診断とか、占い的な物、誕生日アプリなど、ほとんどが個人情報収集用だと言うのに、まだ気付かない人も多いが、晒してもOKと言う人以外は、本当に気を付けた方が良い。
最近流行ってるGay rights の6色旗のアプリも色々抜かれるらしいから、ご注意を。
さらにFBが送金のシステムを始めたようだが、これもどうも怖い。
本当にまずアプリの審査をちゃんとやって欲しい。
あと、未だに「ポケ」と読んでしまうのは、ハワイ生活が長くなってきたせいかもしれないが、「POKE(ポウク):突く」はいわば足あと機能で、それこそ面識もない人からの突きは怖い。
Mixiでは、ページを見に来た人の足跡が残る機能があったが、FBでは足跡は残らないはずなのに、残して挨拶されても、どう反応していいかわからない。
色々問題も多いフェイスブックだが、情報収集にもなるし、友達の事がわかるのもイイ。
だが記事の内容に関しては、ハッキリ言ってどーでもイイのが多いと感じるのは私だけだろうか?
これって自分の心の安定度によっても見方が変わる。
記事の内容は、基本的に「自慢話」が一番で、2番目が「痛い」、「和む」が3番かな?
自慢を良かったと素直に受け入れられる時と、自慢にも思っていない事になんだか腹立たしくなる時がある。
だからフェイスブックに使う時間は最小限に止めるようにしている。
自分の事でまだまだ精一杯。
これだけフェイスブックが広がっても、最近は若者離れが激しいらしい。
でも、私の友達もお客さんも、自分が年を取るにつれて上がっていて、FBユーザーは少なくない。
ローカルでも出会うと大抵フェイスブックはやってる。
メッセージ機能は連絡手段としても役には立っている。
しばらくはフェイスブックと上手に付き合っていきたい。
オアフ島のツアーはダイアモンドヘッドクラブ!

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