2012年12月17日

2012衆議院議員選挙

3年ちょっとの民主党政権は、日本の国の運営がちょっとやそっとでは変えられない事を示した。

長年日本のシステムを作ってきた自民党の、やってきた事のツケが今国民に回ってきていると言うのに、結局日本はまた自民党に戻ってしまった。

原発政策を進めたのも自民党だが、これは無くして行く方向で進めるそうだから、最終的には全て廃炉だろうけど、それに伴う莫大な費用と、効率の良い再生可能な代替エネルギーが主流になるまでは、国民が負担しなければならない。

憲法改正はそれぞれの改正箇所で色々と揉める事にはなると思うが、9条を変えて集団的自衛権を認め、自衛隊を国防軍に格上げするのは、中韓が黙っていないだろう。

しかし既に領海や領空を侵犯され、領土を占拠されていても、何も出来ない状態のこの国は、これからさらになめられて、最終的には被害がとても大きくなる可能性が増え続けている。

私が子供の頃は「戦争の放棄」を謳った平和憲法がとても素晴らしく、誇りに思えたが、結局アメリカの後ろ盾がなければ、いつまでも日本を嫌っている国々から、いつでも攻撃され、占領される可能性があると言う事もわかってきて、そしてそのアメリカの力が世界の中で、非常に弱くなってきていると言う現実を感じるに連れ、自分の身は自分で守ると言う当たり前の考え方もするようになってきた。

自衛隊が国防軍になったところですぐに戦争が起きるわけでもない。

しかし侵入者に対しては、除外可能な体力と制度も必要だと思う。

第3極の日本維新とどう組かにもよるが、自民党が政権に戻り、日本が右傾化するとも言われている。

だが元々左の方にいた国が真ん中に戻った程度の事だと思う。

隣国に対しては敵対しているばかりではなく、将来を見て、根本的なところから治していかないといけない訳で、相手の国の制度が変えられない限り、国連や国際法廷などを利用して、歴史や資料の突合せをして、こちらの言い分をハッキリと言い、落とし所を探らなければならないだろう。



民主党は鳩山ほどの変人でなければ政権奪取は出来なかったかもしれないが、あまりにも一般国民の常識から外れすぎていた。

菅直人は東日本大震災が無ければもっと別な部分で力を発揮できたかもしれない。

何しろ小沢がもっと早くからいなかったら、民主党ももっと別の展開になったかもしれないが、自民党や官僚にも危機感を抱かせ、少しでも無駄が省かれる事になったのであれば、少しは役に立ったのだと思う。



しかし、憲法改正、原発、税金や経済政策など、重大な争点があったにもかかわらず、60%にも満たない選挙率の低さはどうなっているのだろう?

自分の国に関心を持たない若者が増えたと言う事なのか?

日本は今、それほど夢も希望も無い国になってしまったのか?

なんだか各地で行われていた様々なデモなどが、途端に色褪せていく感じがした。

政府に文句を言う前に、国民が政治に関心を持つようにするのが先かもしれない。




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posted by じゅにーK at 16:49| ホノルル ☀| Comment(3) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする