トレードウィンドが吹いていたのであまり心配しないで出かけたが、晴れたワイキキを出るとマノアは雨雲の中だった。
「パラダイスパーク」のパーキングで傘を出して歩き始める。

しかしすぐに小降りになって、園内のセットを見に行く頃にはほぼ止んだ。
しばらく「LOST」ファンツアーが空いたので、最近の悪天候によるセットの崩壊の進行が心配だったが、やはり「オーキッドステーション」も壁の一部が崩落していた。

「ハイドラステーション」に移動すると、「ソーヤの檻」もとうとう天井が半分落ちていた。

まあコンクリートのように見えても発砲スチロールだし、鉄に見えても木で作ってあったりするので、耐久性は無い。
「テンプル」もひさしの部分が大分落ちていた。

だが「パラダイスパーク」も黙って見ているだけでは無さそうで、今後このセットの修理をする予定があるそうだ。
ここに入るのは、ダイアモンドヘッドクラブとアメリカ人向けの会社が一社だけかと思ったら、アメリカ人向けのLOSTツアーはもう一社別の所も催行しているのだそうだ。
ドラマの人気が衰えないうちに修理をして欲しい物だ。
さてカハラを抜けて東へ走ると空がどんどん青くなってきた。
ラナイ・ルックアウトから見る海は穏やかで、沖にクジラの汐吹が見えた。

しかしマカプウを回ると東海岸は雲が広がってどんよりとしていた。
ベロウズビーチもほとんど人がいなかった。

カネオヘの住宅街に入るとまたパラパラと降ってきたが、ワイアホレの手前で急に渋滞した。
また折れた木や枝の剪定作業や、切れた電線の修理かとも思ったが、ノロノロと動けど何のサインも現れず、ビーチパークに到着した。
雨は止んだが、ワイカネ桟橋を見ると何だか少し様子が違う。

この桟橋はシーズン2の最終回でジャックたちがアザーズに捕まっていた場所だが、元々は「パラ・フェリー」と言うサインのある屋根が付いていた。
それが2年ほど前の嵐の時に足が折れて、屋根だけが残っていた状態だったのだが、その屋根も吹き飛んでしまったのか、片付けたのか不明だが綺麗に無くなって見えた。
説明をして写真を撮って、再び渋滞の道路に戻る。
クアロア牧場に近づいてきた頃、渋滞の原因がようやくわかった。
川の水が溢れて洪水になっていたのだ。

その先は大洪水。

これじゃ渋滞するはず。
ちなみにこの様子は夜のニュースでも取り上げられていた。
ハワイ・ニュース・ナウ
クアロア公園も水溜りだらけだった。

カーアヴァビーチもプナルウビーチも赤土色に濁っていたが、激しく降られる事は無く、ノースショアに入ると空が明るくなってきた。
パパイロアビーチに入る時には降っていなかったが、念の為に傘を出すとやはり何度かパラパラと来た。

こちらは崩壊している訳ではないが、ロックの墓も雑草に侵略されてきた。

ハレイワに向かい、「マッキーズ」でランチを食べていると一時激しく降ってきたが、移動する頃にはほぼ止んだ。
モクレイアビーチもほとんど人はいなかった。

最後にYMCAの「キャンプ・アードマン」を見学。

帰りはそれほど渋滞しなかったが、時々シャワーがあり、チラッと虹も見えた。
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